Harem Scaremの初来日公演について、ちょっと調べてみた
神奈川県川崎市にあるライブ・ホール、クラブチッタ(→クラブチッタ)の30周年を記念するイベントのひとつとして、カナダのメロディック・ロック・バンド、Harem Scarem(→Harem Scarem | Official website | Hess, Lesperance, Doane, Donaghy)の来日公演が発表されました。
公演は二日間で、初日は1995年12月に行われた初来日公演の完全再現、二日目はファンからのリクエストによるセット・リストを、両日とも新曲を交えて組む予定ということです。
そこで、初来日公演ではどんなセット・リストを組んだのかな、と気になったので、ちょっと調べてみましたが、さすがに20年以上前のセット・リストの詳細はネット上では見つけられませんでした。
どうしても詳細が知りたければ、当時の音楽雑誌のライブ・レポを探すしかなさそうです。
ただ、そのときの模様を収録したライブ・アルバムが発売されている、という記述を見つけました。
またアルバム発表後のツアーでは来日の予定も組まれ、1995年12月、初来日公演が行われた。このときのライヴの模様は『Live in Japan』に収録され、1996年に発売された。
そのアルバムは持っていたので確認してみたところ、12曲が収録されていました。
ちなみに、その収録曲は以下のとおり。
Live in Japan (Harem Scarem album) - Wikipediaより
All tracks written by Harry Hess and Pete Lesperance, except where noted.
No. Title Length 1. "Change Comes Around" 5:17 2. "Saviors Never Cry" 4:45 3. "Warming a Frozen Rose" 6:01 4. "Blue" 4:40 5. "Candle" 5:15 6. "Slowly Slipping Away" (Hess, Marc Ribler) 4:24 7. "Breathing Sand" (Hess) 5:03 8. "Had Enough" 3:46 9. "Empty Promises" 3:11 10. "The Paint Thins" 4:52 11. "Voice of Reason" 5:12 12. "No Justice" 5:45 13. "Pardon My Zinger" (Lesperance) 4:09 14. "More Than You'll Ever Know" 4:37
当時すでに3枚のアルバムをリリースしていたので、前座(Von Grooveってのがまたシブい)もあったとはいえ、いくらなんでもそれで12曲ということはないでしょうから、7〜8曲は削られているみたいですね。
収録されている曲から想像するに、3rdアルバム発表後のツアーだったので、3rdに収録された楽曲を中心として、2ndと3rdから多く選曲したライブだったのかな、と。
この初来日公演を観に行った人には特に、たまらない公演になりそうですね。当時の興奮や感動が蘇るんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は二日目のチケットを狙っております。ファンからのリクエストを中心にとか、大好きな曲ばかり聴けるに違いないと、期待が勝手に膨らんでしまいます。
ライブも上手いですしね。中には、CDとの落差にがっかりするほど、ライブが下手なバンドもいるんですけど、Harem Scaremにはその心配は無用。
新作『United』は素晴らしいアルバムだったので、そこからどの曲が聴けるのかも楽しみです。
Harem Scarem関連記事