2018年1月27日、クラブチッタで開催された、Harem Scarem Japan Tour 2018 Fan Sellectionを観てきた

2018年1月26日(金)、27日(土)と、二日間に渡って神奈川県川崎市にあるライブ・ホール、クラブチッタ(→クラブチッタ | 川崎駅から徒歩5分、1,300人収容の大型ライブホール)で開催されたHarem Scarem Japan Tour 2018の二日目、Fan Sellectionを観てきました。

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念のために断っておきますと、この画像は無料イメージ共有サイト(→無料の写真 - Pixabay)から拝借したものです。会場で盗撮した写真じゃないよ。通報しないでね。

初日は、Harem Scarem(→Harem Scarem | Official website | Hess, Lesperance, Doane, Donaghy)の初来日公演の完全再現、二日目はファンによる楽曲リクエストから選曲、という触れ込みでした。

ただ、ライブ開催前に、ツアーTシャツのデザインが決定したとの知らせを受けて確認してみたところ、前面プリントに「UNITED JAPAN TOUR 2018」と入っていたので、ん? あれ? とかすかな違和感を抱いていました。

え、これ『United』のツアーなんですか? 違いますよね? クラブチッタ30周年記念ツー・デイズですよね? 

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土曜日開催に加え、ファン投票により好きな曲ばっかり聴けるに違いないという期待から、私は二日目に狙いを定めました。

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もちろん、私も楽曲リクエストに投票しました。ちょっと欲張り過ぎかなとは思いつつも、25曲。その中から実際に演奏されたのは、半分にも満たない8曲でしたけど、選外にも好きな曲はたくさんあったわけで、結果として好きな曲ばかり聴けた素晴らしいライブとなりました。 

中心となったのは初期三枚と新作で、中間を思い切り削った選曲でした。嬉しくもあり、寂しくもあり。そもそもが、聴きたい曲が多すぎるんですよね、やっぱり。

バンド・メンバーはみんな常にニコニコしていて、軽妙なジョークを飛ばし合うなど、ゴキゲンな様子で何よりでした。

ハリーのヴォーカルは素晴らしいですね。パワフルな演奏に負けない声量もそうですけど、何より、昔と歌い方が変わってないのが良いです。CD発売当時と歌い方が変わっていると、違和感Maxですからね。

あと、リクエスト参加者には抽選でプレゼントがありますとあったのですが、なんと当選してしまいまして、記念品としてクラブチッタのマフラー・タオルをいただきました。二枚も。

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しかも、サイン会参加券までついていて、終演後メンバーと直に会ってひと言ふた言交わして、握手してもらってと、本厄だというのに、新年早々ラッキーすぎるにも程がある。大満足。

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神様の存在とか宗教とか、まったく信じていませんでしたけど、私は間違ってました。神様はここにいました。チッタ神。それと、家康公のご利益ですね。ハンパないっす。来年もお参りして、後厄もふっ飛ばしてもらうっす。

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さて、この話題に触れない訳にはいきません。セット・リストの件についてです。事前の触れ込みと実際に演奏された曲目との間には、齟齬があったという事実です。

初日は初来日公演の完全再現+新作から、二日目はファン投票の結果+新作から、という案内から、初日と二日目では演奏曲目がだいぶ違うだろうと予想していた人が大多数だった(もちろん私もそのひとりです)と思うのですが、実際には、初日と二日目の差異はわずか三曲のみでした。

初来日完全再現と聞いて狂喜していた人は怒ったでしょうし、その一方でいい意味で期待を裏切られて喜んだ人もいたでしょうし、初日と二日目で全然セット・リストが違うと思って二日とも観賞して、なんだほとんど同じじゃないかとがっかりした人もいたでしょう。

とある旅館に二日連続して連泊したとします。その旅館の公式サイトに、初日の夕食はしゃぶしゃぶ、二日目の夕食は牛すき焼きだと記載されていたとします。

ところが、実際に宿泊してみたら、初日も二日目も牛すき焼きで、サイド・メニューがわずかに違うだけだった。

例えとして、正しいかどうか、わかりやすいかどうか微妙ですが、こういうことだったという話ですよね。

しゃぶしゃぶ(初来日完全再現+新作)と牛すき焼き(人気投票+新作)とばっかり思っていたら、ほぼ同じだった。

おいおいチョット待ってくれよ、と。味(パフォーマンス)は素晴らしかったから、その点に関しては文句はないですよ、と。しかし、事前の告知と実際に提供された料理(演奏曲目)が、全然話と違うんですけど? 

一体どうなってるんですか? と不満に思う人が出てくるのも無理のない話です。

その点に関してはやはり、公式サイト上で、当初の告知と異なるセット・リストでお届けすることになりましたと、事前にひと言アナウンスするべきでしたね。その有り無しで、受け取り方や反応もだいぶ違ってくるでしょうし。

主催者側とバンド側との協議の末に宗旨替えを決めて、その結果Unitedツアーと銘打ったのであれば、もっと『United』から演ってほしかったですね、個人的には。最低でも本編の半分、アルバム全曲演る勢いで組んでほしかったです。

神企画に当選したことについては感謝の念しかありませんが、それはそれ、これはこれ、です。

ライブは本当に素晴らしかったんですけど、このことでちょっとケチがついたというか、釈然としないというか、後味の悪さが残ってしまったのが残念でしたね。

次回の公演では、同じようなことが起こらないように、と切に願います。

まあでも、実際30曲も40曲も覚えたりリハしたりとか、大変ですからね。自分なんて、数十分も連続してギターを練習してると、指が痛くなってすぐ止めちゃいますから。ろくに休憩もせずに、二時間近く演奏し続けただけで凄いですよ。

それにしても、私は川崎市が羨ましくて仕方ないです。ラ チッタデッラ(→ラ チッタデッラ | 川崎にあるイタリアのヒルタウンをモチーフに作られたエンタテイメントの街)と川崎フロンターレ(→川崎フロンターレ公式サイト)の存在だけで、日本全国住みたい街ランキング一位を狙えますよ。

両隣が東京横浜、ちょっと足を伸ばせば鎌倉に湘南や御殿場、箱根に小田原もすぐそことか、好立地すぎて隙がないですよね。関西はちょっと遠くなってしまいますけど、そのぶん、北関東や東北がぐっと身近になりますしね。

浜松市に、ラ チッタデッラ浜松、建立されないですかね。松菱跡地とかどうですか。ホンダFCも、J1目指しましょう。

ただの無い物ねだり、ワガママであることは承知していますが、たまに川崎市を訪れると、無性に羨ましくなっちゃうんですよねぇ。

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