2018年2月4日、栂池高原スキー場のゲレンデで、スバルのタクシーに乗ってきた

5周年を迎え、スバル(→SUBARU Confidence in motion オフィシャルWebサイト)の冬のイベントとして定着しつつあるゲレンデタクシー。


ゲレンデタクシー 藤島知子 体験インプレッション

2018シーズンは4会場で実施されるのですが、その4会場の中で最も地元から近い会場である栂池高原スキー場(→白馬山麓つがいけ高原・栂池高原スキー場)のゲレンデで、スバルのタクシーに乗ってきました。

自宅から白馬までは、片道約350キロ、所要時間約5時間。

夜中の0時に出発して、5時頃着、ゲレンデタクシーが9時スタートなので、少し仮眠して8時半頃から並び始めよう。適当にそんな感じで予定を立てました。12時ごろに帰り支度を始めようかと。

時間的に、リフト券を買って滑るともったいないことになりそうだったので、今回は自分は滑るのはやめて、その代わり妹と姪っ子を連れて行って、彼女たちがソリ遊びに興じる様子をカメラで撮りまくってました。

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妹たちを迎えに行ったら爆睡していて、出発が少し遅れたのですが、5時半には駐車場について、数時間仮眠しました。クルマの中がコタツ状態で気持ちよすぎてなかなか動き出せず、9時ちょい前にようやく並び始めました。すでに長蛇の列で大盛況。

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これは姪っ子たちが待てないもう嫌だとか騒ぎ出しそうだなと心配しましたが、足元の雪で遊ぶのに必死で、待つのが全然苦痛ではなかったようでひと安心。

スピーカーが設置されていて、ゴキゲンな洋楽のポップ・ナンバーが次から次にかかっていて、アガっちゃいましたね。誰が選んだのか、選曲センス素晴らしすぎ。何曲かShazamで特定して、後日TSUTAYAで借りてきました。

列の進行は順調で、30分ほどで順番が回ってきました。もっと待つかと覚悟していたんで、これは嬉しい誤算でしたね。

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乗車方法がちょっとイマドキと言うか特殊で、SNSにハッシュタグをつけて記念写真を投稿しなければいけないんですけど、これが少々ハードル高いですよねぇ。リア充とかパリピみたいなノリ、苦手なんで勘弁してほしいっす。

スマホ持ってないと論外っていうのもちょっとどうかと。持ってないほうが珍しいと言っちゃえばそれまでなんですけども。

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ゲレンデ上にクローズド・コースを作って、ミシュランのスタッドレスを履いたスバル車が爆走します。

タクシードライバーは、ラリー選手権に参戦しているような凄腕ばかりなので、雪上ドリフトしてくれたりとサービス精神も旺盛です。姪っ子たちも嬌声を上げて喜んでました。

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列には、普通の格好をした人たちも少なからず並んでましたね。どうやらスキーやスノボには目もくれず、このゲレンデタクシーだけを目当てにやってきているようでした。

中には、この雪の上でコンバースのローカットを履いている人もいて、いやぁそれはちょっといくらなんでも寒すぎるでしょうと、見ているこちらが心配になってしまいました。歩くのに、足元もおぼつかないと思うんですけども。

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白馬までは、安曇野インターで降りてから一時間近くかかります。まあまあ遠いんですけど、奥美濃みたいに山の中腹にスキー場の駐車場があるわけではないのが、走りやすくていいなと行くたびに感じています。

山の麓に駐車場があって、そこからいきなりリフトやゴンドラに乗れるので、カーブや勾配がきつい山道を走らなくて済むっていうのは、かなり気が楽ですね。

ただ、雪が岐阜よりも一段と深いので、寒波の真っ只中に行くと、大雪により視界の悪さと道路と路肩の境界が分かりづらいのが怖いですね。正直、大雪の日には近づきたくないかな、と。

栂池高原スキー場にはキッズ・パークもあるんですけど、リフト券売り場のスタッフさんに、子供にソリ遊びをさせていいのはキッズ・パーク内だけですかと聞いてみたところ、隅っこでスキーヤーやボーダーの邪魔にならないようなところなら大丈夫ですよ、とのことだったので、ゲレンデの死角を見つけてそこで姪っ子たちを遊ばせました。

約二時間、彼女たちは休憩もせずに飽きもせずにほんの短い距離のソリ遊びを楽しんでました。

そんな様子を眺めていて、懐かしいような微笑ましいような、不思議な気持ちでしたね。

ああ、自分もスキー場に通い始めた頃はあんな感じだったなぁ、と。ほんの少ししか滑れずに転けても、楽しくてしょうがなかったなぁ、と。ろくに休憩もせずにずっと滑り続けてたっけ。

十数年のスキー場通いで、雪遊びにもすっかり慣れて、雪を見たときの感動も忘れかけてました。

たまにはこういうのも新鮮で良いですね。ちょっとだけ、初心を思い出せたような気がします。今後も、年イチくらいで、姪っ子たちを雪遊びに連れて行ってあげたいですね。

遠方の妹や弟からは、そっちばっかりズルいぞと抗議されそうですけども。

aifeel.hateblo.jp