2018年4月27日、渋谷のTSUTAYA O-WESTでEclipseのライブを観てきた
2018年4月27日(金)、東京、渋谷のライブ・ハウス、TSUTAYA O-WEST(→O-GROUP)で開催された、スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、Eclipse(→Eclipse)のライブを観てきました。
2018年のGW開幕を飾るに相応しいイベントでした。
開演直前の会場の様子。スマートフォンでの撮影はOKとのアナウンスがあったので、開演前にちゃちゃっとこの一枚だけ撮りました。
本音を言えばもう少し撮影したかったですけどね。ただ、ライブを観に行ったのに、撮影にばっかり気を取られていたら、なんのためにわざわざ東京まで行ったのか、本末転倒になりかねないので自重しました。
私の職場は土曜、日曜が休日であるため、本来金曜日は勤務日なのですが、この貴重な機会を逃すわけにはいくまいと、有給休暇を取得して東京に向かいました。
こちらの会場、近くに似たような名前のグループ会場が密集していて分かりづらいので、初めての方は時間に余裕を持って足を運ぶことをおすすめします。
行く前から、場所を確認してややこしそうだなと思っていましたが、案の定、私は少し迷いました。似たような名前になるのは仕方ないとして、立地はなんとかならなかったのかと。
それにしても、東京でライブを観るなんて、何年ぶりでしょうか。記憶にあるのは、渋谷でのFair Warningか、新木場でのMuseか、いずれにしても十年以上ぶりでしょう。ちょっとセンチな気分になってしまいましたね。
Eclipseのライブは今回初めて観ました。1stアルバムが発売された頃から好きで全アルバム持っているのですが、デビューから17年目にしてようやく、生で彼らのライブを観る機会に恵まれました。
ライブを観て、Erikは聴衆を扇動するのが上手いフロント・マンだな、と感じました。歓声を求めて客を乗せて、自らもそこに乗っていくのが上手いなぁ、と。所狭しと隅から隅まで動き回り、熱いステージングでした。
メタル・フレーバーが強い骨太なサウンドにも負けない、芯のあるソウルフルな歌声はたまらないですね。再現性も高く素晴らしかったです。
幾つものプロジェクトに関わっているせいか、淡々と仕事をこなすタイプの職人気質なのかなと想像していましたが、なかなかどうして、熱い人だったんだなと認識を改めました。
ドラムもかっこよかったですね。アクションも派手で、Erikに負けず劣らず盛り上げ上手でした。やたらスティックを回しながら叩いていたので、ヒヤヒヤしましたが。ライブ・ハウスで全身に浴びるドラムの重低音は、やっぱり最高だなと再確認。
全アルバム名作ばかりなので、どのようなセット・リストを組もうとも、好きな曲ばかり聴けるライブとなること間違いなしなのですが、今回のセット・リストには初期三枚から一曲も選曲されていなかったので、それが少し寂しかったですね。
欲を言えば、初期からも少し聴きたかったです。前作での初来日でも、初期はばっさり切り捨てだったようですね。思い切りの良さに感心する一方で、あまりにも潔すぎないですか。ほのかな寂寥感。
少しばかり残念に感じたところもありましたが、名曲のオン・パレードでパフォーマンスもバッチリ、大満足のライブでした。遠征してよかった。
メンバー全員ニコニコしていて、ゴキゲンな様子で引き上げていったので、次回作での再来日に早くも期待が膨らんでしまいますね。後援のスウェーデン大使館様、次回も金曜、土曜開催の神バックアップ、よろしくお願い致します。