2018年7月7日、浜松市のライブハウス窓枠で、DEPAPEPEのライブを観てきた
いいライブだったね。
2018年7月7日、平成最後の夏の七夕に、浜松市のライブハウス窓枠(→Live House 窓枠 ホームページ)で、DEPAPEPE(→DEPAPEPE official website)のライブを観てきました。
DEPAPEPEは、神戸市出身のアコースティック・ギタリストふたり組のユニットです。歌無しの、俗にインストゥルメンタルと呼ばれているジャンルの音楽になります。一般的なヒット曲は歌が乗っているものばかりなので、歌がある音楽ばっかりを聴いている人には、ちょっととっつきにくいかもしれません。
私も、基本的には歌メロが気持ちいいかどうかが、音楽を聴いている上で一番重要視しているポイントなので、歌がないインストは苦手で、普段あまり聴かないのですが、中には例外もあります。
その数少ない例外が、このDEPAPEPEであるというわけです。
アコギの爽やかなハーモニーの掛け合いが、めっちゃ気持ちいいんですよ。いちいちツボを押してくる音色のアクセントも絶妙。
もともとエレキギターを演奏していて、そのカッコよさをアコギに落とし込むというコンセプトで活動してきたそうなので、それがこの印象的な音作りに大きく影響しているのでしょう。
彼らのことを知ったのは、浜松市の街頭音楽イベントである、浜松ジャズ・ウィークを見に行ったことがきっかけでした。
その名の通り、ジャズのライブが浜松市内のそこかしこのステージで繰り広げられる、アマチュアミュージシャンが数多く出演しているイベントです。
そこで、やたらとテクニカルでキャッチーなフレーズを連発するアコギふたり組を観て、あまりに良かったので参加バンド一覧を見てみたら、DEPAPEPEのカバー・ユニットと記されていました。
それでオリジナルに興味を持ち、DEPAPEPEというユニットについて調べて、TSUTAYAからアルバムを借りてライブラリに音源を追加して、聴くようになりました。
それがここ数年内の話なので、語るのもおこがましく恥ずかしい、にわか中のにわかです。
そんな調子なので、浜松でライブを演ると知ったのも公演当日の数日前で、残りわずかとなっていたところをギリギリで買いました。
初窓枠、初DEPAPEPE。
開演十数分前に入場したら、所狭しとパイプ椅子が敷き詰められていて、すでにほぼ満席に近かったので、面食らいました。てっきりオールスタンディングだと思っていたので。いきなり不意打ち食らって戸惑ったまま、なんとか空いている席を見つけて滑り込みました。
キャパから考えて、あの整理番号で残りわずかとはおかしいなと不思議だったのですが、こういうときもあるんですね、なるほど。
戸惑いつつ観た初めてのDEPAPEPEのライブですが、めっちゃ楽しかったですね。
ギターの演奏が素晴らしいのは当たり前として、軽妙なトークと進行、朴訥としたツッコミと無茶振り、まるでギター漫談でも観ているかのような面白さでした。
特に七夕スペシャルですね。いやぁ、いいもの観させていただきました。面白くて面白くて震えました。あの日、窓枠で生で観た人にしかわからない面白さだったと確信しています。あの一夜限りにするのは、もったいなかったのではないかと。
CDアルバム一枚も持っていないのに、ライブを観に行ってもいいものかと逡巡する気持ちもありましたけど、思い切って観に行って本当に良かったです。
また観たいですね。
浜松再訪、心よりお待ち申し上げます。
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- 発売日: 2015/12/02
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