東京の甥っ子(小一)が、まるで海賊王かのように自由奔放だった話

2018年4月末、東京にEclipseのライブを観に行くついでに妹の新居にお邪魔してきたのですが、そのさいに甥っ子たちの登校の様子をスネークしたりして、ほんの一時ではありますけど、楽しそうな小学校生活を送っている様子を見て、ひと安心しておりました。

あれから数ヶ月、夏休みに帰省した妹から、どうやら自分のその認識は甘かったようだと認めざるを得ない事実を聞かされました。

甥っ子(小一)の小学校生活が、海賊王かと見紛うほど、自由奔放だったのです。

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兄(小三)によると、寝坊して遅刻ギリギリで朝食抜きで家を出て、学校に着く前に「腹が減った、ご飯食べる」と言い出して一時帰宅。

特に急ぐでもなくのんびり朝食を食べてから登校し直すらしい。巻き添えを食った兄(小三)は何度となく遅刻。

授業中に居眠り給食の時間ですよ、と担任教師に起こされること数知れず。小一で授業中に居眠りは、さすがにちょっと早すぎるような。遅刻常習で授業態度も良くないため、妹が学校に呼び出されたそうで。

居眠り常習で、当然のごとく授業についていけてないので、夏休みに補習を受けたらしいです。

いやぁ、我が甥っ子ながら、末恐ろしいとしか言いようがないですね。フリーダム。前途多難すぎる。

この話を聞いたときは最初笑っていたのですが、昔の自分をちょっと思い出して、妹に謝りました。ごめん、それちょっとおれの血が入っちゃったかもしれないわ、と。

小学校低学年のとき、九九を覚えるのがクラスで一番遅かったので休日に登校して補習を受けましたし、授業中は上の空でまったく集中してなかったのでテストの結果が散々で、放課後に母親が呼び出されて緊急三者面談が開催されたこともありました。

私の場合は、小学校高学年から近所の珠算教室と学習塾に通うようになって、華麗なるV字回復を遂げて学年トップクラスに返り咲けたので、なんとか人並みの成績を収めることができるようになり、事なきを得ました。

あのままでずっと過ぎていったら、果たしてどのような人生を送っていたか、想像するだに恐ろしいものがあります。

まあ、猛勉強して東大を出て官僚になっても、痴漢だの横領だので人生を棒に振る人もいるので、勉強ができて受験や就活を勝ち抜いたところで、幸せになれるかどうかはわからないですけども。

中学時代にもう少し真面目に勉強していたらとか、高校時代にまた別の進路を選んでいたらとか、思うところもありますけど、そうしたら今の交友関係はなかったわけで、それはそれでまた別の交友関係に恵まれた楽しい人生だったかもしれないですけど、そうではなかったかもしれないわけで。

例えば、違う高校に進んでいたら、いじめられて自殺していたかもしれないわけですからね。極端な話。別の会社に就職していたら、パワハラ上司に追い詰められて自殺していたかもしれないですし、出勤途中に交通事故に遭って死んでいたかもしれないですし。

何がどこでどうなるかは、結局のところ結果論です。あとになって振り返ったり、そのときになってみなければわかりません。

勉強ができたり成績が良ければそれに越したことはないでしょうけど、それが将来の幸せな人生を約束してくれるわけではないですからね。

甥っ子にとっては、小一にして上手く行っているとは言い難い現状ですけど、これからどうなるかはまだわかりませんが、将来的に良い方向へと転がってゆく結果につながっていることを、陰ながら願うばかりです。

最高の人生の見つけ方 (字幕版)
 

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