今まで訪れた京都の紅葉の名所で、特に印象深い名所
京都が大好きな友人の気ままなひとり旅に、おんぶにだっこするような形でスタートした京都旅行も、今年で10年目に突入しようとしています。
今まで、どこを訪れたのか記憶も曖昧になるほど、数々の京都の紅葉の名所を巡ってきたわけですが、その中でも特に印象深い京都の紅葉の名所を、過去に私が撮ってきた写真とともに紹介します。
毘沙門堂
京都市の東の端、山科区にひっそりと佇む名刹。思わず足を止めてため息をつきながら見入ってしまうほど、枝ぶりと色づきが素晴らしい。当時、本堂が工事中だったので再訪したい。
泉涌寺
東福寺や伏見稲荷大社のほど近くにあるためか、影に隠れがちな紅葉の名所。比較的人が少ないので、ゆっくりじっくり自分のペースで紅葉狩りが楽しめる。
酬恩庵一休寺
あの超有名とんちアニメ『一休さん』のモデルとなった禅僧、一休宗純のお寺。実は知る人ぞ知る紅葉の名所。参道にしなだれるようなモミジの枝ぶりがセクシィ。
化野念仏寺
嵯峨野の片隅にひっそりと佇む古刹。中心から外れているためか、嵯峨野という超人気観光スポットにありながら、人が少なめで落ち着いて参拝できる。この頃はコンデジしか持ってなくて、ろくな写真が残っていないので再訪したい。
天授庵
JR東海のCMで紹介され、一躍人気スポットとなった南禅寺塔頭、天授庵。大人気スポット南禅寺、永観堂、蹴上インクラインに囲まれているので、常に人だらけ。朝イチで参拝したい。
真如堂
新選組が誕生した金戎光明寺のすぐ横にある古刹。昔から、紅葉が美しいお寺として有名だったそう。境内が広くてモミジの本数が多いので、撮りがいあり。こちらも人が少なめなので落ち着いて紅葉狩りが楽しめる。
三室戸寺
京都府宇治市にある寺院。あじさいの名所としても有名だが、紅葉も見事。平等院や醍醐寺など、人気の高い寺院に囲まれているので、割りを食っている印象。比較的穴場と言える名所。
ホントはもう少し紹介したかったんですけど、写真がしょうもなさ過ぎたので割愛します。
ここがない、あそこが抜けていると不満がある人も多いでしょうが、イマイチな写真しか残ってないので掲載されなかったか、見頃を外してしまったので掲載されなかったかのどちらかです。
昔撮った写真は、今見るとだいぶ酷いですね。見比べるとよくわかります。すでに行ったところも、撮り直しに行きたくなるレベル。自覚はまったくなかったんですけど、写真の腕、少しは上達してたんだなぁ、としみじみ。
肉眼で見てそのまま心で感じる美しさには、写真を通してでは勝てないですね、やっぱり。あと、思い出補正というか、当時の感動によって美化されている部分もあるように思います。
京都市の範囲は広大で、所々で紅葉の見頃がずれているので、行きたい場所がちょうど見頃かどうか、見頃ではなかったら思い切って外して方針転換できるか、ちょうど見頃の名所に逃さずに行けるかどうか、が肝ですね。
京都は名所が多いので、程よく人が分散しそうなものですけど、分散してるはずなんですけどそもそもの分母が大きいので、朝からどこも混雑となります。
一番の目的地をひとつ定めて、そこに朝イチに突撃。そこから近い名所を順に巡っていく、というのが無駄なく回るコツでしょう。道路も混みますが、バスや電車もとんでもなく混みます。
特にバスがひどいですね。満員電車状態のスシ詰めになるほど、乗客がバス停に列をなしています。一台では待っている全員が乗り切れないほど。
行くのであれば、歩きや自転車での移動を増やすなど、可能な限り公共交通機関に頼らないプランを組みましょう。
あ、あと盆地になるためか、朝晩は冷え込んで日中は暖かい傾向にあるので、気温の変化に対応しやすい重ね着をしましょう。前ボタンや前ファスナーなど、脱着が簡単な服で。
特に夜はむちゃくちゃ寒いです。もしライトアップを見に行くのであれば、入場で並んでかなり待つことになるので、冬用の上着や手袋を用意しておくと無難です。
最後に余談ですけど、紅葉の名所は新緑の時季も美しいので、葉桜の頃から梅雨入り前までの新緑シーズンに訪れるのもおすすめです。
まっぷる 秋 紅葉の京都 2018 (マップルマガジン 関西)
- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2018/08/23
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る