折りたたみ自転車の購入を真剣に検討するうちにこじらせてしまった話

お出かけ先でのポタリング用に折りたたみ自転車が欲しくなって、はや数ヶ月。

普段自転車に乗る習慣がないので、優先順位がどうしても後回しになり、なかなか話が進まなかったのですが、ここ最近はいろいろな自転車屋さんを回って、店員さんと話をしたりカタログをもらったりして、少しずつですが具体性を帯びてきました。

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何店舗か展示品を見て回って、ひと口に折りたたみ自転車といっても色々あるんだな、というのがよくわかりましたね。形状や材質、重量感にどのようなタイヤが付いているのか、とか。

例えば、走りに振っているモデルには、細くて溝が少ないタイヤが付いていたり。こんなタイヤじゃ、雨の日の下り坂で死亡事故起こしてもおかしくねーぞ。実物を見てゾッとしましたね。通販で適当に買った自転車にこのタイヤが付いてきたら、開梱した途端に絶望ですよ。

出先でのポタリング用途なので、雨だったら乗らないですけどね。まあ、晴れてても、通り雨に降られることもありますし。

ひとり、こちらの悩みを相談したら、的確に汲み取って最適案をいくつか、わかりやすく提示してくれた店員さんがいたので、買うならそのお店で、その店員さんと良好な関係を築いていけたらいいな、と考えています。

まず第一の疑問というか問題は、折りたたみ自転車を買ったところで、果たして年に何回折りたたむ機会があるのだろうか、ってことですね。

高額で素敵なテントを買ったところで、年に何回キャンプに行く機会があるのか。この問題に通じるところがありますよ。

そのことをその店員さんに相談すると、大納得の答えが返ってきました。

「実は、折りたたみ自転車を買ったお客さんの多くが、一度も折りたたむことがありません」

やっぱり! そうですよね!

そうなると、別に折りたためなくても問題なくね? となって、いっそのこと五万円前後のエントリー・クロス・バイク買ったほうがいいのでは、とか考え出しちゃうんですよね。

クロス・バイクであれば、気軽な自転車散歩にとどまらず、本格的なサイクリングまで対応できますからね。一気に幅が広がります。

で、クロス・バイク購入について考えだすと、またぞろ新しい問題が持ち上がってくるんですよ。

クロス・バイクなんて買っちゃったら、そのうちロード・バイクが欲しくなるのが目に見えてますからね。

それなら、最初から十万円クラスのエントリー・ロード・バイク買ったほうが話が早いのでは、とか思えてきちゃうんですよね。

ただ、ロード・バイクまでいっちゃうと、装備も一気に本格的になるのがネック。ヘルメットにウェアにシューズ…総額いくらに膨れ上がるんだよって話で。想像するだけで空恐ろしい。

「盗難も怖いですよね」と店員さん。

そう、そのとおり。外に置きっぱなしにしてたら、盗難が怖くておちおち夜も眠れないですし、安心して仕事にも行けません。じゃあ家の中に置こうかって話になるんですけど、そんなスペースがあるわけもなく。

だいたい、家の中になんて置いたら、出したり仕舞ったりが億劫になるに決まってますからね。気軽にポタリング、なんて気分になるわけがない。

そこまでいってやっと、フッと正気に返ります。

おいおい、何を考えてたんだ。お前が欲しがっとるの、気軽なポタリング用の自転車だぞ?

いっけね、すっかり本来の目的を見失ってたわ、とお手頃な折りたたみ自転車を再び探し始めるんですけど、いつの間にか少しずつ価格帯が上昇して、クロス・バイクやロード・バイクがまたもやチラつき出し、やっぱり無理と我に返り、また折りたたみ自転車を探し出す、という無限ループ。

こじらせすぎにも程がある。

こじらせにつける薬が欲しいところです。

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