『BLUE GIANT SUPREME』の6巻を読んだら、弾き逃げにあいたくなった
轢き逃げじゃないですよ。弾き逃げです。
世界一のジャズ・サックス・プレイヤーを目指す青年、宮本大の生き様を描いた漫画、『BLUE GIANT SUPREME』(→小学館 | ビッグコミック連載『BLUE GIANT SUPREME』)が面白くて、単行本が発売されるやいなや書店で買って、毎回楽しく読んでいます。
その最新6巻に、バンドの宣伝のために空港に設置されているストリート・ピアノを演奏する、というエピソードがあるのですが、それを読んで以来、同じような状況に遭遇したいという願望が募っています。
BLUE GIANT SUPREME (6) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: コミック
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いやぁ、素敵じゃないですか。偶然通りかかったところで、素晴らしい音色にふと足を止めて、うっとり聴き入ってしまうだなんて。
なにか予定があって向かっていた途中で、それをひとまず後回しにしちゃうんですよ。
普段、なかなかそんなことってないですよねぇ。偶然見かけたものに心奪われて、本来の目的を置いといて、かぶりついてしまうほどのことなんて。
それが、好きな音楽だったら、なんて素敵なんでしょう。
私が特に好きなストリート・ピアノ奏者は、大木エンジニアリングさんです。YouTubeで、ストリート・ピアノで披露した弾き逃げ動画を中心に、多くの演奏動画をアップしています。
独学の耳コピとは信じがたい素晴らしい演奏です。独学の耳コピで、一体どんな練習を積んだら、即興デュエットなど弾きこなせるまでに上達するというのか…。
並々ならぬ研鑽の足跡が伺えます。
私が特に好きな弾き逃げ動画は、以下の三本です。
いや、ホントに素敵な演奏で、心に染み渡ります。
東京の新丸ビルで張り込むのが一番遭遇率が高そうですが、それでは試されるのは自分の根性だけで、たまたま巡り会えたという劇的さがゼロなぶん、差し引きで聴けた喜びが半減しそう。
それはちょっと困る。
そんなわけで、いつかどこかで、大木エンジニアリングさんの弾き逃げにあえたらいいな、と密かに夢見ています。
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