晩秋の毘沙門堂門跡で、カメラ片手に紅葉狩りしてきた
12月最初の日曜日。朝イチで、京都市山科区の紅葉の名所、毘沙門堂門跡(→毘沙門堂)を参拝してきました。
遅めの紅葉を楽しむのに、ラスト・チャンスですね。
出発は朝4時。なぜそんなに早く出るのかというと、朝の渋滞を避けるためです。
ちょっと出遅れると、伊勢湾岸道と東名阪道が交わる四日市JCTで、慢性的な交通集中による渋滞に巻き込まれちゃうんですよねぇ。
これに巻き込まれると、京都への到着時間が遅くなり、目的地までの交通量が増えるため思うように進めなくなり、目的地に着いてもすでに人が多いためスムーズに参拝できなくなり、と悪循環にハマっていってしまうのです。
それが積もり積もって、京都脱出が遅くなると、帰りの高速道路も渋滞しているという始末。
まあ、今回の京都は毘沙門堂のみに絞ったので、少しくらい到着が遅れようと、帰りに渋滞に巻き込まれるってことはまずないでしょうけども。
遅くても8時までには、目的地に着いておきたいところですね。
毘沙門堂は、紅葉シーズンは本堂の裏手に臨時駐車場が設けられるので、クルマを停めるスペースには困らないんですけど、そこに至るまでの道が狭くて参拝者も多いため、危ないですしすれ違いにも苦労するので、それを嫌って山科駅前駐車場に停めました。
地下鉄東西線を利用すれば南禅寺にも行ける、非常に利便性の高い駐車場です。
カメラは、今回もCanonのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4。いつものこの組み合わせで撮りまくってきました。
前回に引き続き、今回もマニュアル撮影縛りで。行く前は、今回はホワイト・バランスもいろいろと試してみようと思っていたんですけど、いざ撮影を始めたらすっ飛んじゃってました。
あとは、まったく同じ構図での、マニュアルVSオートですね。これもやってみようかと思ってたら、そんな余裕はまったくなくてすっかり忘れてしまいました。
山科駅から毘沙門堂までは、緩やかな上り坂になってます。約1.3キロ。道が狭いので、隅に寄って、通過するクルマに神経を使いながら歩いていきます。
毘沙門堂は、京都の紅葉の名所の中でも、紅葉のピークが遅めの寺社なんですけど、来るのが微妙に遅かったですね。
散り紅葉で有名な名所ではあるんですけど、散ったばかりではなく、散ってから日の経った落葉が目立ったので、あと数日早く来たかったところです。
こればっかりは仕方ないですね。どうしようもないですから。
前回来たときは、本堂が工事中だったので、庭園だけざっと見て回ったんですけど、今回は無事終了していたので、お坊さんの案内を拝聴しながらじっくり回りました。
珍しく写真は後回し。
参拝前に外から眺めていて、なんだか東照宮っぽい配色の寺社だなと思っていたら、その件についてもお坊さんから簡単に説明があって、ググる前に速攻でなるほどと納得。
しかしこの日は暖かかったですね。
12月の京都ってことで、冬用の上着にマフラーに手袋、さらにはニット帽と完全装備で行ったら、暑すぎました。緩やかな上り坂だったのが、効いていたのかもしれません。
開かずの門を下から撮った写真に、他の参拝者の姿がまったく写り込んでいませんが、写り込まないように構図を調整した結果です。
実際には、フレームの下に、しゃがみ込んだり、立って写真を撮っているカメラマンが、大勢います。
さすが、人気の名所。開門時間前に着いても、先客が多いです。