愛知県稲沢市の、そぶえイチョウ黃葉まつりに行ってきた
京都市山科区の名刹、毘沙門堂門跡を朝イチで参拝して紅葉狩りしたあと、帰りついでに愛知県稲沢市の、そぶえイチョウ黃葉まつり(→そぶえイチョウ黃葉まつり)に立ち寄ってきました。
厳密には、母がそぶえイチョウ黃葉まつりに行きたいと言ったので、それならばついでにと、朝イチに京都突撃をぶっこんだのですが。
さすがに欲張り過ぎだったか、13時頃に着いて、臨時駐車場が16時までとのことだったので、時間を気にしながらのやや早足な散策になってしまいました。
おかしいですね。私の華麗な脳内イメージでは、昼前には祖父江に着いて、屋台で食べ歩きでも楽しみながら、優雅におまつりを満喫していたはずだったのですが。
会場から約1キロ離れた臨時駐車場にクルマを停めて、歩いていきます。目指すは、山崎会場祐専寺。
臨時駐車場はガラガラだったんですけど、会場近くの駐車場は満車で引き返すクルマも多かったので、あまり会場に近づくのはおすすめできないですね。
ちょっとぐらい歩くことになろうとも、臨時駐車場を利用するのがやはりベストでしょう。近隣企業のご厚意で成り立っていることなので、言うまでもなく、ゴミのポイ捨てなど、迷惑行為はご法度で。
カメラは、毘沙門堂と同じくCanonのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4。
いつものこの組み合わせで、マニュアル撮影縛りで写真を撮ってきました。
毘沙門堂を出たときに、ホワイトバランスいろいろ試してみるの忘れてた、とか、同じ構図でのマニュアルVSオート忘れてた、とか、気がついたんですけど、いざイチョウを撮り始めたら、またすっかり忘れちゃってました。
イチョウまつりの会場周辺だけ、イチョウが多いのかなと想像していたんですけど、まつり会場じゃない所もそこらじゅうイチョウだらけで、圧巻でした。まあ、ニオイもすごかったです。
イチョウの数が多いだけじゃなくて、立派な巨木もたくさんあって、壮観でしたね。
おそらく幻なんでしょうけど、帰りの車内や身体に、残り香が漂っているような気がしました。イチョウの香りの前には、炭の脱臭パワーもすぐには効かなかった模様。
屋台もたくさん出ていて、活気がものすごかったです。
あのパワーには感心しちゃいますね。
だって、私の自宅の直ぐ近くに、たくさんの桜が咲き乱れる公園がありますけど、そこで桜まつりが開催されるとして、そこらじゅうから花見客が集まってきて商売のチャンスだったとしても、自分で屋台を出してひと稼ぎしようとか、そういう考えは無いですからね。
あのバイタリティはすごい。
バイタリティといえば、ひとり異彩を放っている方がいましたね。
イチョウ畑の中に三脚を持ち込んで、寝そべったりしながら自撮りしていた、真っ白なドレスを着込んだエンジェルが。真っ白なドレスで、銀杏がたくさん落ちている地面に寝そべる度胸たるや。
ニオイとか汚れとか、気にならないんでしょうか。
私を含め、周りの観光客、みんなドン引き。
あれほど堂々と満喫していたところを見ると、ちゃんと地主さんに許可を取っているか、もしくは自分の土地か。
常識的に考えて、まさか無許可であんな行動は取れまいと思うんですけど、三脚を持ち歩いているカメラマンは、自分さえ良ければ全て良しな人が多いですからね。悲しいかな。
会場をひと周りして祐専寺に戻ってきたら、空いていた席を確保。たくさんある屋台に散って、それぞれ食べたいものを買い込んできて、少しずつ分け合いながら美味しくいただきました。
休憩してほっとひと息ついたら、会場でエンドレス・リピートされていた、公式テーマ・ソングがやたらと耳に飛び込んできて、もう少しでやられるところでした。危なかった。謎の中毒性を秘めたキラー・チューン。
マジカル♥パレードBEACH「そぶえイチョウ黄葉まつり公式テーマソング」