CCMのおすすめアーティスト
CCM(→コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック - Wikipedia)って知ってます?
Contemporary Christian Music(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)の頭文字の略で、キリスト教の一派である福音派のための娯楽音楽です。
ジャンルはほぼ何でもあり。ポップスやポップ・ロック、ハード・ロックやポップ・パンクにメタル。
形態も、バンドからコーラス・グループにソロのシンガー・ソング・ライターまで、まさに多種多様。
歌詞がキリスト教徒向けで特殊なので、あまり日本市場で売れることはないのですが、ごく稀に例外もあります。
クリスチャン・メタルとして一世を風靡したStryperや、"More To Life"がヒットして来日公演までしたStacie Orricoなどが、その代表格でしょう。
その特殊性ゆえ、この日本では不遇の音楽ですけど、キリスト教徒向けだからっていうだけで聴かないのは、もったいないですよ。
というのも、幼い頃から聖歌隊などで活動している人が多いからなのか、みんな歌が途方もなく上手いですし、親しみやすいメロディに高音質なサウンド・プロダクションと、音楽的な魅力もめちゃくちゃ高いんですよ。
こんな素晴らしい音楽を、キリスト教の福音派の人たちで独占しているなんて、ズルい!
みんなも、もっとCCMを聴きましょう。
というわけで、私が特に好きなCCMのアーティストを紹介します。
Mark Schultz
ソロのシンガー・ソング・ライター。伸びやかで澄んだ歌声がめちゃくちゃ美しくて、その歌声で歌い上げられるメロディがこれまた絶品。ピアノの音色が爽やかで美しいポップ・ロック。
Mark Schultz - Everything To Me (Video)
Jeremy Camp
ソロのシンガー・ソング・ライター。深みのある渋い歌声で、エモーショナルなバラードやキャッチーなポップ・ロックを聴かせてくれる。アルバムが多作で、しかも傑作ばかり。どれから聴いてもハズレはないです。
Jeremy Camp - Let it Fade (Official Music Video) HD
I Still Believe: the Number Ones Collection
- アーティスト: Jeremy Camp
- 出版社/メーカー: Bec Recordings
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: CD
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Anberlin
ロック・バンド。メジャーと契約していた時期もあったため、日本盤が出たり来日公演も実現したりと活躍したので、聴いたことのある人も多いでしょう。退廃的な荒涼感や寂寥感を漂わせる、キャッチーなロックを聴かせてくれるバンド。名盤率高し。解散が惜しまれる。
The Classic Crime
ロック・バンド。ダイナミックな力強いサウンドと、深みのある渋い歌声がめちゃくちゃ合っていて、実にいい。曲作りも抜群に上手くて、強烈で魅力的なフックがガンガン飛んできます。全アルバム、聴き逃し厳禁の傑作揃い。
The Classic Crime - The Precipice (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
The Afters
ロック・バンド。美しいメロディを切々と聴かせてくれます。全アルバム傑作。アルバム・リリースを重ねるたびにバンドのサウンドが成熟してゆき、デビュー当初のロック色が薄まったのが寂しい反面、強力なフックはそのままの静謐なメロディに、心が洗われます。
The Afters - You (Official Pseudo Video)