立山黒部アルペンルートに乗って、黒部ダムに行ってきた
GW北陸紀行二日目は、立山駅から立山黒部アルペンルート(→立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド)に乗って、黒部ダムまで行ってきました。この旅で最大の目玉であります。
富山駅前の宿を朝5時にチェックアウトして、朝食も食べずにそのまま立山駅へとひた走り、約一時間後の6時頃には立山駅に着いたのですが、無料駐車場と臨時駐車場で合わせて約1500台のキャパが、ほぼ満車でした。
もう少し到着が遅かったらアウトでしたね。危なかったです。
愛山家の朝は早いものですが、立山黒部アルペンルート利用客の朝の早さは大概ですね。恐るべし。
なんとか駐車場にクルマを止めて立山駅に歩いていくと、きっぷ売り場にはすでに長蛇の列ができていて、天を仰ぎました。
きっぷを買うまでにどんだけ時間かかるんだよこれ…。軽く絶望ですよ。
したら、友人があらかじめ予約WEBきっぷ(→WEBきっぷ)を押さえてくれていたため、WEBきっぷ引き換え専用窓口でスムーズに乗車券を手にすることができました。助かりました。あなたが神でしたか、ありがたや、ありがたや。
友人のおかげで、早い時間帯に出発の立山室堂行き臨時直行バスに乗れたので、乗り換え時に待たずに済み、スムーズに黒部ダムまで移動できました。出発で躓いていたら、それが後々まで響いて帰りがどうなっていたことやら、想像するだに恐ろしい…。
今回も、カメラ本体はCanonのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームの18-135mm IS STM(→PHOTOHITOレンズ作例)。ほとんどマニュアル撮影で、一部Pモードで撮っています。
標準ズームは便利ですね、ホント。一度使い出すと、あまりに便利すぎてクセになってしまいます。
立山黒部アルペンルート
この時期、立山黒部アルペンルートを利用するほとんどの人の最大の目的が、立山室堂平にある雪の大谷を歩くことだと思うのですが、私が行ったときは快晴だったにも関わらず、気温は10℃を越えるかどうかという真冬並みの寒さだったので、たとえ天候に恵まれたとしても、冬用の上着は必携です。
できれば、念のためにもう一枚持っていきたいところです。ユニクロのウルトラライトダウンとか、ウインドブレーカーなどの、風を通しにくくて、保温性が高くて、軽くて持ち運びしやすい服を。
あとは、最後に貼った写真のように、雪の上を歩くところもあるので、濡れてグズグズになったとしても悔いのない靴やズボンを履いていくと、なお良いでしょう。
アルペンルート利用客のほとんどは、私たちと同じように、立山駅と黒部ダムを往復するライト層でしたが、中には剛の者もいました。
それ総重量何キロあるんですかと尋ねたくなるほど大きなリュックを背負っている雪山登山者や、すでにスノーウェアを着込み、足元にはスキーブーツやボードブーツを履いた山岳スキーヤー、山岳ボーダーですね。
そのたくましさと熱意には、舌を巻くばかりですよ。
私はスキーが好きで、冬場になると愛車を雪山に走らせてますけど、もはや春どころか初夏ともいえるようなこの時期に、人だらけでひどく混雑しているところに、暑くて歩きにくい格好で重い道具を担いでまで、滑りに行きたいというほどの情熱はないですからね。
現に、カメラと念のための防寒着と雨具以外にろくに荷物も持たずに、身軽な格好で立山駅から黒部ダムまで往復してきただけでも、私はクタクタだったので。
本当にすごいですよ。素直に脱帽です。
寸又峡の水位も低かったですけど、黒部ダムの水位も低かったですね。ちょっと物寂しい風景で、残念でした。これから雪解けが進むにつれ、徐々に水位が増していくのでしょうか。大迫力の放水が見たいのであれば、夏に行くのがいいんでしょうね。
行きはスムーズに乗り換えて黒部ダムまで行けたのですが、さすがに帰りはそうもいかなかったので、キツかったですね。帰りのロープウェーやケーブルカーでの、乗り換えの待ち時間の長さたるや。
文庫本の一冊でも持っていけば、少しは気も紛れたのでしょうが、ほんのわずかでも荷姿を小さくしたいという思惑のもとでは、文庫本の一冊ですら、持っていこうとは考えられなかったです。
(TKAR001)立山黒部アルペンルート プロモーションビデオ 春初夏バージョン Tateyama Kurobe Alpine Route promotional video JAPAN
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