Fair Warningのライブ盤のタイトルを見て、Von Grooveの名曲"Two Nights In Tokyo"の由来に気がついた!

長らくタイトル未定で、発売日も決定したと思ったらいつの間にやら延期を繰り返し、果たして本当に発売されるのかと不安を覚えていた人も多いでしょう。

ドイツ出身のメロディアス・ハード・ロック・バンド、Fair Warningのデビュー25周年記念ライブ作品。

神奈川県川崎市のライブホール、クラブチッタにて、2017年の4月下旬、二夜に渡って開催された公演が、完全収録されています。

そのタイトルが、ようやく『Two Nights To Remember』に決まったという知らせを見たとき、私の身体を、Fair Warningとはまったく関係のないあることに気がついた衝撃が、駆け抜けました。

ああ! Von Grooveのあの名曲!

あれってもしかして、いやもしかしなくても、っていうか絶対そうじゃん!

"Two Nights In Tokyo"って、Harem Scaremの初来日公演で、Von Grooveが二日間サポートを担当したときのことを歌った曲だったのか!

いや、お恥ずかしい限りで、ホント何を今さらって話なんですけど、この雷に打たれたかの衝撃を受けて、慌ててVon Grooveのアルバム解説を読み返したクチでして。

そしたら、頭から丁寧に"Two Nights In Tokyo"の由来が解説されていまして、やっぱりそうだったのか! と膝を叩くと同時に、購入時に解説も読んでいたはずなのにすっかり忘れているとは、己の不甲斐なさに恥じ入るばかりでありました。

まあ、あの頃はライブには興味なかったですからね。家でCDを聴いたり、MDにマイベストを編集するだけで満足していましたから。

ライブに関する記述がまったく頭に残っていなかったとしても、何ら不思議ではありません。

Tokyoじゃなくて、Kawasakiと冠してくれよ、それなら一発で察せられたのに。Harem Scaremの初来日公演について調べたときに。

そんな注文をつけたくなってしまうところですが、まあ、川崎も東京のすぐ隣で、ほぼ東京みたいなものですからね。対外的な分かりやすさのためにも、"Two Nights In Tokyo"となってしまうのも、致し方ないところでしょう。

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それにしても、映像作品を通して久しぶりに観たFair Warningのライブ、いいですね、やっぱり。

Tommy Heartのステージング、好きですよ。喋りすぎず淡々としすぎず、ほとんど休憩も取らない熱い進行、ベストバランスじゃないですかね。

セットリストを見るに、最近の曲をバッサリ切り捨てている傾向にあるのが、潔しと拍手を送りたくなるような、再結成前よりさすがに劣るとはいえ、再結成後も高品質には違いないので寂しくなるような、ちょっと複雑な気持ちもありますが。

確か、事前に再録ベスト『Pimp Your Past』を軸としたセットリストを組むと告知されていて、それはちょっとなあと敬遠してしまったんですが、アルバムのリリース間隔も長くて来日公演自体が貴重ですし、結果を見てもPYPバージョンはわずか3曲だったようですし、これなら行けばよかったとか思っちゃいますよね。

うーん、どうなんでしょうね。余計な憶測や期待や逡巡を招きかねない事前告知は、紛らわしいので止めたほうがいいように思うのですが。

いや、そんなに好きなら四の五の抜かさずに行っとけやって意見ももっともですし、自分でもそう思いますけど、とはいえ事前に情報が開示されていたら、それをもとに考えちゃいますよね、損得を。

決して安くはないチケットを買って、さらに移動にも時間とお金をかけるわけですから。何も考えずに突撃とは、なかなかならないですよ。

好きなバンドはFair Warningだけ、Fair Warningしか聴かない、とかならまだしも。


FAIR WARNING VIDEO TRAILER Talking ain`t enough.mpg

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