伊豆、河津町の河津桜まつりで、ひと足早い春の訪れを撮りまくってきた

早咲の桜として全国的に有名な、河津町の河津桜。

2018年は2月10日から3月10日にかけて河津桜まつり(→河津桜まつり公式サイト)が開催されているということで、2月の最終週に行ってきました。

今回も、Canonのデジタル一眼レフEOS 8000Dと、シグマの単焦点30mm F1.4の組み合わせで、写真を撮りまくってきました。

手前味噌ですが、やっと、これはiPhoneに勝ったなと思える写真が、撮れるようになってきましたよ。

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例年どおりとすると、だいたいこのあたりで満開で見頃という予想を立てていたのですが、この冬が寒かったせいか、今年は一週間遅れで見頃を迎えた模様です。

満開となると、朝8時の時点で駐車場が満車になるという情報があったので、見頃にはちょっと早かったくらいで、ちょうど良かったのかもしれません。

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それにしても、南伊豆は遠かったですね、さすがに。家まで帰ってきたら、愛車の走行距離は500キロに達しようとしておりました。岐阜への往復と変わらないですよ。同じ県内とは信じがたい距離です。

広大な県の西の果てから南の果てへの移動、と考えれば、さもありなんということでしょうか。

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朝5時半に家を出て、9時前ぐらいに駐車場に着きました。満開、見頃を迎えると、それでは遅いということですね。

伊豆縦貫道のおかげで、修善寺まではむちゃくちゃ早く来れるんですけど、その先が長いんですよね。ほぼ一本道なので、交通が集中すると混みやすいですし。

あと、所により雪も残っていたんで、降り積もるときもあるみたいですね。山間部の走行は凍結要注意です。特に日陰になっているところですね。

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当日は快晴で、まさに春爛漫の陽気でした。唯一残念だったのが、富士山は霞んでしまって、ほとんど見えなかったことですね。ついでに西伊豆スカイラインに行こうと思ってたのに。

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メイン会場は、川沿いのお花見ウォーキングコース。約4キロ。端っこの駐車場に愛車を停めたので、往復で8キロ近く歩きました。まさかこんなに歩くとは。普段散歩もしないので、8キロ歩くとなると、もはや異次元ですよ。

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ひとりだったら、どこかで適当に切り上げて引き返してたかもしれないですね。もしくは、お花見マップ見て気になったところを完全制覇するために、要所要所を攻めたか。

こればっかりは、その日その時の気分で、どう転ぶかわからないですね。

開花具合は、綺麗に咲き誇っている木もあれば、つぼみばっかりの木もあったりと、まばらな感じでした。歩いて実際に行ってみないと、どうなってるかわからないので、一番奥まで歩きましたよ。

涅槃堂の近くは人も少なかったし桜も綺麗に咲いていたので、ゆっくりじっくり撮影できました。

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特設ステージで、フリースタイルリフティングをパフォーマンスしていた青年がいたのですが、観客はたったのひとり(たぶん彼女さんかな)で、気の毒でしたね。

マイクで健気に呼びかけてましたけど、立ち止まる人は皆無。彼のハートの強さはただごとではないですよ。きっと鋼鉄製でしょう。

パフォーマンスのスタートまで数分だったんですけど、一分ごとにカウントダウンしながら元気に呼びかけてましたからね。ステージ慣れしている感じでした。

もしかしたら、その道では知らぬ者はいないほどの猛者だったのかもしれません。

まあでも、そのすぐ横で桜がこんなに咲いてたら、そりゃみんな、リフティングより桜ですよねぇ。自分だってそうですもの。

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桜は良いですね、やっぱり。

荒涼とした無味乾燥な冬の風景が、菜の花や桜で一気に色鮮やかに飾り立てられて、春の訪れとともに心も体もウキウキしてきますよ。

ただし、花粉の飛散、これさえなければの話ですが。

河津町の花粉の飛散はハンパなかったですね。

地元ではもしかして治ったのかと勘違いするほど何事もないのに、河津町を半日歩き回っていたら、目は真っ赤に充血して痒くてたまらなくなり、まぶたは失恋してひと晩泣き明かした可憐な乙女のように腫れあがりました。

くしゃみや鼻水は出なかったので、まだマシな症状だったのかもしれませんが。