"Killer Queen"を劇場の音響で堪能したいがために、映画館に『アトミック・ブロンド』を観に行ったらずっこけた話

この記事のタイトルだけを見ると、まるで映画の出来が期待はずれでつまらなかったと受け取られかねないので先に断っておきますが、映画は最高でした。

アクションも挿入歌も刺激的で素晴らしかったですね。サービス・ショットもあり。

アクションは主人公無双の爽快系ではなく、リアリティを重視。無双するシーンもあるんですけど、苦戦したり、窮地に陥ったり、激しい殴り合いで傷やアザだらけになったり。痛々しすぎて可哀想になって、思わず目を背けたくなるような瞬間もあるほど、白熱のアクションが連続します。

カメラ・ワークも凝ってましたね。趣味でカメラに触れている自分からすると、そんなシーンどうやって撮ってるん? とカラクリが気になってしまう場面もありました。臨場感満点のカー・チェイスとか、特にそうですね。

ただですね、観劇前に個人的に楽しみにしていたところがなかったので、はしごを外されたような思いを抱いてしまったといいますか。

というのもですね。以前に他の映画を観たときに、劇場で流れた予告編(→【10月20日公開!】映画「アトミック・ブロンド」日本版予告 - YouTube)のバックにQueenの"Killer Queen"が流れていて、面白そうなうえにQueen(→QueenOnline.com - The Official Queen Website)の名曲まで聴けるとか最高かよ、とテンション上がってたんですよ。

シャーリーズ・セロンが演じる孤高の凄腕女スパイに、"Killer Queen"(→Queen - Killer Queen (Top Of The Pops, 1974) - YouTube)ですよ。イメージにピッタリすぎるでしょう。

ところがですよ。いざ観てみれば、劇中に"Killer Queen"が流れないではありませんか。

同じQueenが歌う"Under Pressure"(→Queen - Under Pressure (Official Video) - YouTube)の途中からエンド・ロールが流れ始めたので、戸惑いましたよ。え、うそ、ちょっと待って、まだ"Killer Queen"流れてないですよ? もしかして聴き逃した? いや、そんなはずないと思うんだけど。

あ、そうか、この後、最後の最後に流れるんだな、と一縷の望みを抱いていましたが、結局流れませんでした。目を皿のようにしてエンド・ロールを見てましたけど、やはりクレジットもなかったですね。私の見落としでなければ。

うおーい、これはちょっとした詐欺でしょう。まるでこの映画のメイン・テーマであるかのように、予告編で"Killer Queen"を流していたでしょうよ。

ちょっと待ってよ~、そりゃないよ〜。

つか、サントラ盤の曲目リスト見ると、"Under Pressure"までカットされてるじゃないですか。うそでしょ? 悪い冗談としか思えないんですけど。

Ost: Atomic Blonde

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まあ、なんだかんだ言いたいことはありましたけど、サントラ盤は結局買うと思います。お目当ての曲こそ聴けなかったですけど、劇中に流れていた曲はどれも素晴らしかったので。

ということで、もし私のように、映画『アトミック・ブロンド』も楽しみだけどそれ以上に"Killer Queen"も楽しみだ、という方がいましたらご注意を、という話でした。

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