豊田スタジアムでサッカー観戦して気がついたこと

B'zのライブ・チケット一般販売争奪戦に参加して惨敗した私は、むしゃくしゃした勢いそのままに当日券を買って、豊田スタジアムにサッカー観戦に行ってきました。

グランパス対ジュビロ。

前売りは予定枚数終了。ウソでしょ？　思わず呆然としてしまいました。見積りが甘かったようですね。まさか豊田スタジアムで完売はなかろうと、高をくくっていました。

ひと月近く前から、この試合は観に行こうかどうしようかウジウジと悩んでいたんですけど、全席予定枚数終了でチケットが手に入らないとなると不思議なもので俄然行きたくなってしまい、当日券が出ると知るや駅前のコンビニで買い求めました。

スタジアムの窓口まで行って、当日券終了しましたでは、切なすぎますからね。

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グランパス絶好調、ジュビロ絶不調、当日快晴、久しぶりのホーム・ゲーム、東海ダービー、グランパスはジュビロをカモにしている、チケットの売れ行きが好調だった理由はざっとこんなところでしょうか。

静岡県民としては、ジュビロの敗戦を目の前で観ることに忸怩たる思いもあるのですが、どっちに勝ってほしいとか、誰に点を決めてほしいかというよりも、それよりも先にサッカーが好きなので、ただ単純に白熱の好ゲームが観たい、胸にあるのはそれだけです。

思い立ったが吉日。衝動的な行動だったので、いつものごとく下調べもしないままに適当にS指定席を買って、珍しく電車で出かけたのですが、そのおかげでいくつかの気付きがあったので、ここに記しておきます。

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私が買った指定席は東側のスタンドにあったんですけど、当日は快晴だったので西日が直撃して、日差しがキツかったです。暑い暑い。これは失敗でした。

私がスタジアムで撮った写真を見るとよく分かると思うんですけど、反対側の西側の座席はすっぽりと影に入っています。この日は心地よい風が吹いていたので、西側の席はめちゃくちゃ快適だったのではないかと想像しています。

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そこで改めてスタジアムの座席表を見直すと、ロイヤルシートやSS指定席など、席料の高い座席が西側に集中していることがわかります。

豊田スタジアム（→席種と価格 | 名古屋グランパス公式サイト）に限らず、エコパスタジアム（→スタジアム座席案内 | エコパ公式ウェブサイト）やヤマハスタジアム（→ヤマハスタジアムマップ | ジュビロ磐田）での座席表でもその傾向があるので、西側は直射日光を避けられる良席であるといえるでしょう。初夏から初秋にかけて、暑い時期は特にそうですね。

ただ、春先や冬場など、まだ寒い時期に試合観戦をする場合は逆で、陽当たりはありがたいですから、東側の席を積極的に選ぶべきでしょう。

電車を利用して豊田スタジアムを目指すにあたっては、ふた通りの手段があります。名鉄三河線を利用して豊田駅で下車するか、愛知環状鉄道を利用して新豊田駅で下車するか、このふた通りです。

私は、愛知環状鉄道を利用しました。

岡崎駅で乗り換えることになるのですが、静岡方面から名鉄を利用すると更にその先の知立駅で乗り換えることになるうえ、電車賃も数百円高くなるので、距離が短く運賃も安く済む愛知環状鉄道の利用を決めました。

豊田スタジアムには豊田駅のほうが近いのですが、新豊田駅とは陸橋でつながっているので、問題になるほどの差はありません。

で、実際に利用してみて初めて知ったんですけど、名鉄利用者のほうが桁違いに多くて、名鉄はすし詰めの満員電車であったのに対して、愛知環状鉄道ではちらほら空席があってゆったりと移動できました。

行きにはサッカー観戦者と思しき乗客はグランパスのユニフォームを着た少年ひとり、帰りには同じ方向に帰る両チームのサポーターがちらほら。そもそもの利用客数があまり多くないのでしょうかね。

そんなわけで、今後も電車で豊田スタジアムに行くことがあれば、愛知環状鉄道一択です。たまに、車庫のある駅での乗り換えが発生するという面倒もあるんですけど、すし詰め満員電車を避けられるのであれば、それくらいは目をつぶれます。

今回、愛車大好きな私としては珍しく電車で行ったんですけど、その理由は唯ひとつ。スタジアムでビールを飲みたかったから。

スタジアムで飲み食いする唐揚げとビールの旨さは異常。反則ですよ。もしクルマで行ったとして、隣の席の人に旨そうにビールを飲まれたら、末代まで呪い祟りたくなるレベル。

さよならさまよえる日々よ