CDで聴いたときはあまりピンとこなかったけど、LIVE-GYMで聴いたらめっちゃアガったB'zナンバー
CDで聴いたときはあまりピンとこなくて、嫌いというほどでもないけど特に好きでもなかった曲が、観に行ったライブで演奏されたらめっちゃよかったのでぶっ飛んで、評価がひっくり返って大好きな曲になった。
そんな経験、ありません?
私はあります。特にB'zですね。ライブを観に行く機会が単純に多いので。それだけ、目からウロコというか、目が覚める機会も多くなります。
何曲かあるんですけど、中でもこれは凄かったと特に印象に残っている三曲を挙げます。
"ultra soul"
もはやLIVE-GYMのド定番。
この曲を演らなかったら、誰ひとりとして帰らないのではないか。それくらいの定番曲。
世界水泳とタイ・アップしたせいか、いたるところで耳にして飽き飽きしてお腹いっぱいだったのだが、生で聴いたらめっちゃくちゃ良かった。
"juice"
B'zを追いかけることから一旦距離をとったアルバムの収録曲。
悪くはないけどヘヴィすぎてちょっとなぁ、と引いていた曲だったのだが、ライブで聴いたら印象がひっくり返ってびっくりした曲。
間奏でのコール・アンド・レスポンスが、どこまでも登っていけそうな気がするほどひたすら気持ちいい。また生で聴きたい。
"ギリギリchop"
シングルを買ったときから、2nd beatの"ONE"のほうが好きだったので、ライブで聴くまでずっとその序列だった。
ライブで聴くと、これがまあカッコよくてすごく盛り上がる。みんなが一体となってマフラー・タオルを手に振り回す光景は圧巻。
この三曲を最後にまとめて畳み掛けたのが、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017に出演したとき。これはすごい。真夏の熱帯夜、最後の最後にこの三曲はエグい。観客を病院送りにする気満々。
この公演はノリのいいシングル曲ばかりでコンパクトにまとめられていて、そっくりそのままのセット・リストでもう一度演ってほしいほどの神セット・リスト。セット・リストを見て、これが観れるんだったら行けば良かった、とほぞをかんだファンも多かったのではないでしょうか。
その模様は、20枚目のアルバム『DINOSAUR』の初回限定盤のボーナスDVDもしくはBlu-rayにフル収録されています。ファン必見のライブ映像。
たまに、逆のパターンもありますけどね。
B'zとはまた別の公演でゲストや前座が出るときに、そこで初めてその人達の音楽を生で聴いて気に入って、CDを買って家で聴いてみたらなんか違ってガッカリ。そんなこともあります。
B'zでもないことはないですね、正直に申しまして。
ありゃまアレンジそっちの方向でやってしまいましたかとか、CDに忠実すぎてライブならではの面白味や意外性や緊張感をやや欠いていたなとか、CDで聴いた時点で大好きすぎてそれを超えてくるほどのインパクトはなかったなとか。
たまにですよ、たまに。