映画『バーレスク』を観て、Christina Aguileraの歌声に度肝を抜かれた話

アメリカが生んだ史上最高の歌姫のひとり、Christina Aguilera(→Christina Aguilera - Official Website)。圧倒的な声量を誇るパワフルな歌声がたまりません。

つい先日、約6年ぶりとなる最新アルバムを発表し、Demi Lovatoとの超絶デュエットを披露。健在ぶりどころか、凄みと深みを増して、ますます冴え渡ろうかという素晴らしい歌声を届けてくれました。

Liberation

Liberation

 

アルバム・デビューが1999年なので、もうじき20年に達しようかというキャリアなのですが、実は彼女の歌声を初めて意識して聴いたのは、つい数年前です。

それまでは、名前だけは知っていた、ただそれだけでした。どうやら、Christina Aguileraというめちゃくちゃ歌が上手い女性歌手がいるらしいぞ、と。その程度にしか認識していませんでした。

数年前、まだ衛星放送の有料チャンネルに加入していた頃のことです。彼女の初出演映画『バーレスク』が放送されて、暇を持て余していた私は、何の気なしに観てみることにしました。

ミュージカルはあんまり好きじゃないんだけどなぁ。いきなり歌いだしたり踊りだしたりするのが唐突すぎて、置いてけぼり感が強いんだよなぁ。

まあ、正直なところ、こんな感じであまり乗り気ではありませんでした。あまりにも暇すぎたから観てみた、ほんの気まぐれ、きっかけとしてはそんなところです。

で、いざ観てみたら、彼女の歌声が凄まじすぎて、度肝を抜かれました。

まずは冒頭ですね。田舎でのしがないバイト生活に見切りをつけて、夢を追って都会に飛び出していく女性の気概。圧倒的な豊かな才能をいきなり見せつけて、その後の彼女のサクセス・ストーリーを確信させておきながら、なかなかチャンスが与えられず思うようには話が進まない、そこがミソですね。

周りからなかなか認められず空回りしまくり、そのあまりの冷遇ぶりにヤキモキします。

不自然すぎるほど相手にされないので、そこでちょっと冷静になってしまうというか、もうちょっと上手く紆余曲折を描けなかったものかと注文をつけたくなってしまいますが、念願の大役の初舞台でライバルから妨害を受けながらもその溢れんばかりの才能を見せつける、そのシーンの気持ちよさったらないですね。

この映画を観て、舞台袖で彼女の晴れの舞台を見守っていたCherとまったく同じ気持ちになりました。なんでこんなに歌えるのに黙ってたの! いやいや、今まで聞く耳持たずに門前払いしていただけでしょう、っていう。

そうそう、Cher(→Cher - Home)がまた素晴らしいんですよ。Aguileraに引けを取らない、妖艶な貫禄の歌声を聴かせてくれます。

もうゾッコンですよ。しびれました。

あの素敵なクラブの抜群の音響で、AguileraやCherのステージですよ。なんという幸せ。たまらないですよね。

観劇後は、CD屋やブック・オフをはしご。サントラを買いDVDも買い、ふたりの昔のアルバムを探し、買い集めて。

もし、私のように、CherやChristina Aguileraって名前は聞いたことあるけど曲は知らない、という方がいましたら、映画『バーレスク』からの入門をおすすめします。

バーレスク [AmazonDVDコレクション]

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バーレスク オリジナル・サウンドトラック

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