2018年の元旦、夜明け前に久能山東照宮に初詣して、ついでに日本平で初日の出を拝み、道が混む前に帰ってきた

早いもので、2018年が明けて、二週間が経過しようとしております。初詣はもうお済みですか?

私は、2018年の元旦、静岡県初詣人気ランキング第二位(→静岡県の初詣人気ランキング | 初詣特集2018)の久能山東照宮(→久能山東照宮 | 静岡)に、初詣してきました。

今年は本厄になるので、こんなこと書くと動機がやや不純ですけど、ちょっと格式高いというか由緒正しいというか、いかにもご利益がありそうな寺社にお参りしようということで、自宅から片道約90キロ、愛車の新年初ドライブも兼ねて出かけてきました。

久能山東照宮は、断崖絶壁の上にあるんですけど、約1200段の石段を自力で徒歩で登るか、日本平ロープウェー(→静鉄グループ 日本平ロープウェー)を利用するか、ふた通りの参道があります。

ropeway.shizutetsu.co.jp

日本平ロープウェーは、普段は朝8時を過ぎてからの営業なんですけど、元旦のみ日付が変わった瞬間に特別営業を開始してくれています。感謝ですね。圧倒的感謝。

正直、この特別営業がなかったら、他の寺社に行っていたと思います。

ご利益を求めるなら自力で歩いて登れという話も、もっともな言い分だと重々承知していますけど、母も一緒なのでね。ちょっと足腰が悪いので。いくらなんでも、新年早々1200段歩いて一緒に登ってくれとは、酷で言えないですよ。白馬八方池も行けたので、行けるとは思うんですけどね。楽ができるなら楽をさせてあげたいじゃないですか。

aifeel.hateblo.jp

2時半出発、4時半着。6時半までには日本平に戻ってきて場所を確保し、展望台から6時50分頃予定の初日のご来光を拝む。ざっくりこんな感じでスケジュールを組みました。

日本平には、年に数回、富士山の写真を撮りに通っているので、勝手知ったる何とやら。ガラガラの国道一号線をひた走り、清水側から登って楽々到着。ロープウェー乗り場真横の駐車場はさすがに満車だったので、第二駐車場に停めて歩きました。

いつもより少しクルマが多いくらいしかいないけど、いくら元旦でも夜中はこんなもんか? あまりの静けさに不安になります。ロープウェーの動作音がまったく聞こえないのも不安を煽ります。静かすぎる。ホントにやってるのか? もしかして担がれたのか? ロープウェーの駅までの道も真っ暗で、さらに不安は大きくなります。もしもの時は、下に戻って歩いて登ることも考えなければ。

道中の展望台には、すでに三脚を構えて、ご来光で紅く染まる富士山を心待ちにする剛の者が数名いました。やっぱり少ないな。富士山の眺望スポットなのに、あまり人気がないのかな? まあ、方角的に富士山と太陽を同時にフレームに収めるのが厳しいので、そういう絵が欲しい多くの人たちは山梨側の本栖湖や精進湖を目指している、ということなんでしょう。

剛の者たちを横目に真っ暗な道をさらに進むと、煌々と明かりが照らされたロープウェーの駅舎にたどり着きました。特別営業すると明記してあるので当然ですけど、ちゃんと営業してくれていて心からホッとしました。静かすぎですし、暗すぎですよ。着くまで、心細さハンパなかったです。

運行は15分間隔で、片道5分の速さです。さすがに夜明け前は人もまばらで、全然並ばずに乗れました。

初めて久能山東照宮をお参りした時は、ロープウェーがあるなんて知らなかったものですから、真夏にバカ正直に1200段の石段を正面突破したんですけど、汗ダラダラで足腰ガクガクになりながら、こりゃしんどい、参拝者も少ないわけだわ、と勝手に納得していたら、ロープウェーの駅がある横道から参拝者が大挙して現れて、愕然とした覚えがあります。隔世の感ですな。

場所が場所だけに、屋台が出ていなかったのがやや寂しかったですね。たこ焼きやたい焼きを食べながら歩きたかった。もしかしたら、下の参道沿いには屋台が並んでたかもしれないですけどね。しかし、あの石段踏破はだいぶしんどい。考えるだけで気が滅入る。

本殿に登りつめてお参りしようとしたら、ちょうど祭事が始まったところでした。歳旦祭(→歳旦祭 - Wikipedia)という、年始を祝う祭祀だそうで。これ幸いとしれっと参列し、お正月の厳かで神聖な空気を感じながら、宮司の礼拝に合わせて拝み倒してきました。

新年早々ついてるぞと思ったのもつかの間、足元には歩くと大きな音がする砂利が敷き詰められていたので、うかつに動けなくなってしまいました。この厳かで神聖な祭事を、まったく気にもとめずに、派手な音を立てて歩き回れる人たちの神経がわからなかったですよ。

泣き叫びながら歩く孫を懸命に励ます祖父が、登りきった途端気まずさから押し黙ったり、仲間でワイワイ騒ぎながら登ってきた若者が一斉に口をつぐんだりとか、なかなかシュールで面白かったですけどね。

時間が心配になって気をもみましたが、どうやら本殿以外でも式典を行うようで、移動を始めたスキを見計らってお賽銭を投入し、厄除守などを買い求め、日本平に戻りました。

6時20分頃。ちょうど空が明るみ始め、結果的にいい時間になりました。

流石に日の出直前になると、人が多くなりましたね。それでも、こんなに綺麗に富士山が見えるのに、こんなもんかと拍子抜けするような混雑具合でした。富士山と久能山を一度に楽しめるスポットですからね。もっともみくちゃになるかと予想してたので。

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いやあ素晴らしかったですね。ほとんど雲がない、まさに日本晴れ。

ホントは、雲があったほうが焼け具合に表情が出て、刻一刻と移り変わってゆくさまが幻想的でいいんですけど、あまり雲が多すぎると、今度は肝心の富士山が隠れて見えなくなってしまうので、難しいところですね。

確か雨上がりではなかったかと記憶してるんですけど、雲海が見られるのではないかと少し期待していましたが、まったくありませんでした。

30分間ほど、肉眼で富士山を眺めて感嘆のため息を漏らしては、思い出したようにiPhoneを取り出して写真を撮り、また富士山に見入る、そんなことを繰り返しました。

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やはり、いかにiPhone 6のカメラといえど、暗かったりズームしたりすると、さすがに描写が苦しいですね。シャープさや鮮やかさが物足りなく感じてしまいます。

まだ日は昇りきっていないですが、あまり長居をすると出口が詰まって、脱出に難儀することが予想されるので、後ろ髪引かれる思いを断ち切って帰ることにしました。

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それにしても、本当に素晴らしい。これぞまさに初日の出。元旦にこれ以上ない夜明けでしたね。

新年早々、これは縁起がいい。

ホントのところ、カメラ持ってくるの忘れて、しまったやっちまったと自分の不手際をちょっと悔いていたんですけど、そんなことすっかり忘れてゴキゲンで帰れたくらい、素晴らしい紅富士でした。

元旦は、まだ人の少ない夜明け前に初詣を済ませ、ついでに初日の出を拝み、道が混む前に速やかに撤収する。これに限りますね。

このプランに弱点があるとすれば、クルマを運転するのであれば大晦日にお酒が飲めない、ってことくらいでしょうか。自分の場合は、飲めないなら飲めないで別に問題ないので、そんなに気にならないですが。

その代わり、美味しいお肉と白米特盛を、たらふく所望します。

また来年も、同じようなプランで日本平から初日の出を拝みたいですね。今度は、カメラを忘れないようにしないと。

ただ、懸念事項がひとつ。

www.city.shizuoka.jp

山頂展望台を新しく作るみたいなんで、来年はもしかしたら混んでるかもしれないですね。人手がそれほど変わらないのであれば、撮影場所の確保がよりしやすくなって最高なんですけど。

完成予想画像を見た感じ、かなり広い展望台になるみたいなんで、さらに眺望が良くなるのではないかと期待しています。完成が楽しみですね。