滋賀県の紅葉の名所を、カメラ片手に巡ってきた
ホントは、初日の朝イチに京都に突撃して、何ヶ所か名所を巡って、夕方になったら宿のある滋賀県に向かおうと考えていたんですけど、友人の仕事が朝まで終わらないということで、予定を変更しました。
お昼になって京都入りしたところで、道路も駐車場も混んでて、思うように回れずに時間を浪費するのは、目に見えてますからね。思い切って京都は捨てました。
残念ではありますが、時には思い切った決断も必要ということで。
今回も、カメラはCanonのEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4。いつものこの組み合わせで撮りまくってきました。
この撮影旅行では、珍しく己に制約を課しました。マニュアル撮影のみ。
六年もデジタル一眼での撮影を楽しんできて、始めたばっかりの頃はちんぷんかんぷんだった、ISOとF値とシャッター・スピードの相関性がやっと分かってきたので、ここらでいっちょたるみきった性根を叩き直そうと。
結果として、失敗も多かったですが、良いのが撮れたと手応えもあったので、今後もマニュアル撮影縛りを続けて、腕を磨いていきたいと思います。
彦根城
江戸時代、彦根藩を治めた井伊家の居城。
今回初めて彦根城（→彦根城）を訪れたのですが、なぜひこにゃん（→ひこにゃん公式サイト）があの兜をかぶっているのか、今さら気が付きました。遠州人失格の烙印を押されても仕方がない大失態。間抜けすぎる…。
すぐ横には日本庭園もあって、広大です。勾配もキツイので、歩きまわっていると、運動不足の身体には堪えます。
鶏足寺
滋賀県長浜市の山奥に佇む寺院、鶏足寺（→鶏足寺（旧飯福寺））。現在は廃寺で、地域住民の手によって管理されているそうなので、紅葉散策に出たけた際は、管理協力費を納めましょう。
山寺で、ちょっとしたトレッキング程度は歩くことになるので、歩きやすい靴、体温調節しやすい服装を推奨します。
過熱するSNSフィーバーで、たちまち人気撮影スポットに。
狭い生活道路の先に駐車場がありますし、ピークともなると大型観光バスも続々とやってくるので、混み合う時間帯を避けて朝イチに参拝するのがおすすめ。
ただ、朝イチはちょっと彩度が物足りなくなってしまうんですよねぇ。
西明寺
湖東三山のひとつ、西明寺（→西明寺）。国宝。
苔むした庭園がめちゃくちゃ美しい。三山というだけあって山寺なので、石段を歩いて上って参拝します。
もっとじっくり時間をかけて、ゆっくり散策したかったのですが、狭い通路に後ろからどんどん人が来るので、やや忙しい参拝になってしまったのが残念。
金剛輪寺
湖東三山のひとつ、金剛輪寺（→天台宗 金剛輪寺）。国宝。
かなり歩いて上ることになるので、参拝するのであれば覚悟を決めましょう。最後の最後でこの山寺の山深さには参りました。
見事な庭園と、厳かな寺社、神秘的な空気の千躰地蔵が素晴らしかったです。季節が変わるたびに、その表情を写真に収めたくなるお寺です。
