2019年の初詣は、お伊勢さん参り
今年の初詣は、三重県にある日本でも指折りの寺社、伊勢神宮(→伊勢神宮)に参拝してきました。
事前に天気予報をチェックして、どうやら快晴に恵まれそうだったので、自分としては二年連続で久能山東照宮を参拝して、帰りついでに日本平から初日の出と一富士を眺めようと考えていたんですけど、母からお伊勢さん参りがしたいとの要望が挙がったので、新年早々ちょっと張り切っちゃいました。
自宅から伊勢神宮までは、片道約230キロ。なかなかの距離ですね。
大好きな音楽を聴きながら、愛車のステアリングを握っていれば、ちょっと物足りないくらいの距離でもありますが。
年明けから間もない夜中の二時に出発。五時半ごろに到着して、あとは成り行き任せという、ざっくりすぎるにも程があるスケジュール。初めて行くので、勝手がまったくわからなかったというのもあります。
今までのパターンからして、夜明け前に着けば、駐車場の混雑や人混みもそれほどひどくなく、落ち着いて参拝できるだろうと予想していたんですけど、さすがはお伊勢さん、予想を軽く上回る混雑っぷり。
駐車場は、内宮B3、B4はすでに満車だったので、五時半であればまだ余裕であった内宮B5に停めて、歩いていきました。
内宮宇治橋からの日の出待機組は良ポジはもう無理だなと即諦められたほど列をなしていましたし、この時間からこの人出かよと目をむくほど、多くの参拝客が訪れていました。
宇治橋からの初日の出、撮りたかったんですけどね。諦めて宇治橋を渡りました。 目的は、写真じゃなくて、参拝なので。
はじめてのお伊勢さんは、夜明け前という時間帯もあってか、神聖で厳かな空気に満ちておりました。改めて身が引き締まるといいますか。これが国民のふるさとといわれるゆえんかと、妙に納得してしまいましたね。
あと、お参りに際して、礼儀正しい人が多くて、ビビりましたね。
行きに鳥居をくぐる前に一礼、帰りに鳥居をくぐったあとに一礼。周囲を歩いていた人みんな、この所作ですよ。マジかよ、と。
今まで、観光で多くの寺社を参拝してきましたけど、こんな光景は初めてだったので、面食らってしまいました。
さすが、元旦の夜明け前からお伊勢さん参りをしようという人たちは、心構えが違う。
参拝後は、おかげ横丁をゆっくり散策しながら愛車まで戻ってきました。
すぐ近くに伊勢志摩スカイラインがあるので、帰路につく前に、絶景でも眺めながらついでにひとっ走りしようかな、とか考えていたんですけど、伊勢西ICと伊勢ICは出口閉鎖(→交通情報 | らくらく伊勢もうで)、伊勢神宮の周辺道路もパーク&バスライドのために車線規制中で大渋滞とカオスで、余裕かましてたらめんどくさいことに巻き込まれそうな予感しかしなかったので、自重して素直に帰りました。
体感以上に疲れていたのか、家に帰り着いたら、晩御飯までの数時間、気がついたら昼寝してしまっていたので、寄り道をしなくて正解だったのかもしれません。
さて、初詣候補は、実はもう一ヶ所ありました。伊豆最古の神社といわれている、異様にかっこいい神社、白浜神社です。
すぐ近くの爪木崎では、水仙まつりも開催されているので、ついでにそれを楽しんできちゃったりなんかしたりして。
ただ、下田市って遠いんですよね。同じ県内なのに。もしかしたら、伊勢神宮に行くよりも時間がかかるかもしれません。