梅雨入り前の初夏のビーナスラインに行ってきた(後編)
梅雨入り前の初夏のビーナスラインに行ってきた(前編)の続きです。
ホントは、初日のうちにビーナスラインの後半である白樺湖から美ヶ原まで堪能して、二日目はビーナスラインの前半にあたる蓼科を中心に観光しようと考えていたのですが。
車山高原でのハイキングで想像以上に時間を取られてしまったので、プランを修正しました。事前の見積もりが甘すぎましたね。
カメラとレンズは前回に引き続きいつもの組み合わせです。シグマの単焦点30mm F1.4一本勝負。
蓼科高原芸術の森彫刻公園
宿泊したホテルのすぐ横にあった公園。朝食後、腹ごなしにカメラ片手に散歩しました。緑豊かで爽やかな公園です。蓼科湖のすぐ横にあるのも、爽やかさに一役買っているでしょうね。前日夜の通り雨おかげもあったかも知れません。
けっこう奥に深くて、じっくり彫刻を一体一体眺めながら歩いたらかなり時間がかかりそうな感じでした。チェックアウト後のこともあったので、あまり深入りせずにちゃちゃっと散歩。
蓼科高原バラクライングリッシュガーデン
ホテルからすぐの英国式庭園。母が園芸好きなので。
5月末という時季柄、バラがちょうど見頃でいい感じなのではないかと期待していたんですけど、まだ咲き始めてすらなかったですね。残念。さぞかし素敵なアーチが拝めそうだと期待していただけに。
静岡を基準に勝手に見頃を予想して期待していると、肩透かし食らっちゃいますね。長野の高原ともなると、涼しいぶん少し遅くずれ込む模様。
八島湿原
八島湿原駐車場に車を停めて、カメラ片手に散策してきました。一周はせずに、池だけ見て戻って来るパターン。
八島湿原の貴重な植物を傷めないように、遊歩道が整備されてコースも決められています。勾配もなく平坦なので、気持ちよく歩けますよ。日差しを避けられるところが所々にある木陰くらいしかないので、長時間歩く予定であれば日差し対策必須。
秋っぽかったり初夏らしかったり、様々な色味の表情が入り乱れた、不思議な趣のある湿原でしたね。
三峰大展望台
美ヶ原高原からの帰り、展望台に立ち寄りました。
美ヶ原では、結局道の駅で買い物しただけでした。ちょっともったいなかったですね。険しい峠道を頑張って登っていったので、美術館散策や王ヶ頭までハイキングとかも楽しみたかったですけども、とても時間が足りなかったので割愛。
帰りは途中でビーナスラインを外れて岡谷ICを目指したのですが、せっかくなので裏ビーナスを走って松本ICを目指すべきだったかとちょっと後悔しています。
両日とも、やや雲は多かったですが晴れ間に恵まれて、見事去年7月のリベンジを達成できました。
上高地も素晴らしい好天だったようなので、初日は上高地にするのもありだったかなと、後悔しているわけではないですけど、そういう手もあったかな、と。リベンジにこだわるあまり、行動が縛られてしまいましたね。あと、新緑を期待していただけに、ちょっと緑成分が物足りなかったです。
ただ、上高地はまだ寒いみたいですね。5月末でも最低気温4度とか。冗談ですよね、と重ね重ね確認したくなるような気温の模様です。朝イチから歩くのであれば、冬服を持っていかないと不安な程の寒さ。体壊しそうな寒暖の差ですよ。
ビーナスラインも、一日のみとなると、ドライブがメインで駆け抜けるだけになりがちなのが悩ましいですね。ゆっくり見て回りたいのは山々だけどとても時間が足りないという。