春の京都で、カメラ片手にお花見してきた
統一地方選挙前日、春うららかな天気に恵まれた快晴の京都で、カメラ片手にお花見してきました。
友人のひとりに急用が発生したため、当初の予定よりも数時間遅れての出発となってしまい、渋滞や混雑に巻き込まれて時間が押されることが懸念されたのですが、何故かいつもの春の京都よりも空いていて、まあ、空いているといっても、あくまでも例年と比較しての話であって、混んでいるには混んでいたのですが、いつも程にはひどい目にあわずに済んで、助かりました。
今回も、カメラはCanonのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4。この組み合わせでのマニュアル撮影です。
出発前の朝活で、ホワイト・バランスの変更を試してみようという考えをすっかり忘れていたので、道中で京都では忘れないようにしようと思っていたんですけど、やっぱり忘れてしまいました。
健忘症なのかもしれません。
新名神の新規開通区間を初めて走ったんですけど、素晴らしいですね。四日市の渋滞は解消されるわ、勾配やカーブがなだらかでむちゃくちゃ走りやすいわで、快適そのものでした。
すっかり出遅れて、京都にようやく着いたころには、すでに正午をすぎていたわけですが、市内の道路も何故かそれほど混んでいなかったので、スムーズに移動して回ることができました。
おかげで、半日の日帰りとは思えないほど充実した京都観光となりました。
原谷苑
京都の原谷にある桜の名所、原谷苑(→原谷苑)。
様々な種類の桜があって、開花時期がズレているので、一面満開で圧巻というタイミングは限られてしまいますが、そのぶん長く花の変化や流れが楽しめます。
私達が行ったタイミングでは、まだまだ早かったですね。おそらく四月の半ばが最高でしょう。
近くに、仁和寺や龍安寺や金閣寺があるので、これぞまさに京都という雰囲気を楽しめる一角でもあります。
仁和寺
原谷苑のほど近くにある仁和寺(→仁和寺)にも足を運びました。ただ、あいにくと御室桜は遅咲きのためまだつぼみとのことだったので、あまり写真は撮らずに境内をぐるっとひと回り通り抜けただけになってしまいました。
境内に清水焼の屋台がひとつ出ていたのですが、めっちゃ渋いマグカップがあって、物欲を抑えるのに必死でした。これ以上マグカップ買ってどうすんねん状態なので。
漆黒の器に桜の花が鮮やかに描かれていて、夜桜でも眺めながらコーヒーを飲んでいる気分にさせてくれそうな一品だったんですよ。
未だに惹かれるものを感じていますね。やっぱ、買っておくべきだったかな…。
平野神社
この平野神社(→平野神社)の桜が咲き始めると、古都のお花見が始まると言われているほどの由緒ある神社ですが、境内には所狭しと屋台やお座敷が組み上げられていて、風情もへったくれもありません。課金の権化です。
くそう、クルマでの移動でさえなかったら、屋台でおつまみとビール買い込んで、お座敷で一杯飲めたのに。
おかしいな。由緒正しい神社にお参りして、清らかで安らかな心を得るはずが、不思議と妬ましさや羨ましさしか湧いてこない。なんでだろう…。
上賀茂神社
京都でも最古とされる歴史と格式を誇る神社、上賀茂神社(→上賀茂神社)も参拝してきました。
駐車場の入口手前にランナバウト形式の交差点があるのですが、これが複雑な形状をしてまして、知らないのかわざとなのか逆走して抜けるクルマもいましたし、すぐそばに赤が長い信号があって詰まりやすいので、カオスで危ないです。
クルマで行く場合は、近づきすぎないように、手前のコインパーキングなどを利用するのがおすすめ。わざわざ危ない橋を渡ってまで、近くに停めることないですよ。
賀茂川沿いの桜並木
本当は、地図に印をつけた半木の道(→半木の道)に行きたかったのですが、その手前の賀茂川の桜並木があまりにも見事だったため、ただの桜並木を半木の道と勘違いして満足してしまって、その手前で引き返すという痛恨のミス。
でもいいんです。素晴らしい桜並木の下を、のんびりと散歩できたので。たまにはこういうこともありますよね。