もし自分がNHKのど自慢に出演するとしたら、どのような曲を選ぶべきか考えてみた

日曜の正午、自宅で母とお昼を食べていたときのこと。

母は、テレビ番組を見ながら食事していました。NHKのど自慢(→NHKのど自慢)。私は特段興味もないので、意識の九割は食事に向けていたのですが、音はどうしても耳に入ってくるので、この曲懐かしいなとか、この曲昔好きだったなとか、そんなことを思いながら食事してました。

司会者テンション高いなぁ。めっちゃ気をつかってるのがコメントに現れてるなぁ。意見を求められた困惑が伝わってくるようだな。昔は鐘ひとつのときもあったような気がするけど、それではあまりにも御無体ってことで最低でもふたつ打つようにしたのかな。

まあ、そんなことを思いながら食事していたわけです。こうして書いてみると、けっこう意識持っていかれてたのかな。耳に入ってくる音だけ気にしてたみたいなこと言いながらも。

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そんなことを考えていたら、自分なりに、もしNHKのど自慢に出るとしたら、こんな曲は選ぶべきではないというポイントがいくつか見えてきたので、忘備録としてここに書き記しておきます。

イントロが長い曲は選ばない

ビッグバンドの生演奏で上手いことアレンジしてくれるので、イントロ中に鐘が鳴って歌が始まる前に終了、なんてことにはならないと思うが、その長いイントロが好きな人にとって、簡略化されたイントロなどオリジナルへの冒涜に等しい。

いくらその曲が大好きだったとしても、愛ゆえにのど自慢での披露はぐっと堪えるべきである。

じっくり盛り上がっていく曲は選ばない

例えばバラード。

一番や二番まで抑揚を抑えた物静かな展開で、間奏からラストに向けてドラマティックに盛り上がっていくような曲は、そこに至るまでに鐘が鳴って終わってしまうので、一番美味しいところが歌えなくて、不完全燃焼でもやもやが残ってしまう。

心から大好きな曲を歌いたくて選んだはずなのに、もやもやが残ってしまっては、本末転倒である。

サビまでが長い曲は選ばない

上記ふたつの理由と少し被るが、サビまでが長いと、やっとサビに入ったと思ったら鐘が鳴って終了してしまう。

下手したら、サビに入る前に終わってしまう。今回も、数曲そのパターンを耳にした。昼食を摂っていたあいだの、ほんの僅かな時間のあいだにもかかわらず。

のど自慢で歌いたいと選んだ曲は、その人の人生ベスト級の曲のはずだ。そんな曲を気持ちよく歌っていて、やっとサビに入ったと思ったらそこで終了、それはちょっとキツすぎる。

殺生な。鐘担当者は鬼か。

これが司会がとんねるずのバラエティ番組であったなら、笑いを取るための間やタイミングであったりして、さらにその後のトークで上手くいじってフォローしてくれたりと、救われる部分も出てくるのだが。

ざっとこんなところでしょうかね。

理想としては、イントロが短くて、いきなりサビから始まってフルスロットル、そのままの勢いで最後まで突っ走る、そんな曲を選ぶべきでしょう。

そんな曲がもし人生ベスト級の中にひとつでもあったなら、それこそがまさにNHKのど自慢で歌うべき曲でしょうね。

ひとつだけ確かなことは、いくら洋楽ロック好きでも、NHKのど自慢で洋楽から選曲する勇気はない、ということです。

ひとりでも多くの味方をつけたい会場で、99%を置き去りにしてしまうような曲を選ぶのは、愚の一手でしょうね。それを理解していながら実行したら、最高にロックでカッコイイとは思いますが、実際にやるべきではないでしょう。

Eric Martinクラスの圧倒的な歌唱力を持っているのなら、また話は別ですが。

ロックでもクールでもなく、保身にまみれてますが、私は邦楽から選びます。持ち駒が心許ないですが。B'zか、エルレか、ワンオクか。

B'zから選ぶとしたらなんでしょうか。すぐに思いつきそうで、意外となかなか思い浮かばないものですね。イントロが短めでいきなりフルスロットルの"アラクレ"かな、やっぱり。一番のサビが終わるまでに、一分二十秒近くあるので、サビの途中で鐘を鳴らされそうで、ちょっと嫌な気配を感じますけども。

エルレから選ぶなら、"Marry Me"か"ジターバグ"ですかね。リズムが気持ちよくて勢いもあって、ダイナミックで熱い曲。サビまでの展開も早い。

ワンオクは正直厳しいですね。曲は知っていても、あの高い声が出ません。大聴衆の前で心臓が爆発しそうなほど緊張しているだろうと想像すれば、なおさらですね。息も続かないでしょう。

上は"ジターバグ"のギターをカバーした動画。音作りが素晴らしい。好き。下のふたつはオフィシャル動画です。