最高のSF超大作『レディ・プレイヤー 1』を劇場で観てきた

劇場で予告編を見たときから、これは面白そうだな、劇場で観たいな、と思っていました。『レディ・プレイヤー 1』(→READY PLAYER ONE - Official Trailer)

何より、Van Halenの"Jump"(→Van Halen - Jump - YouTube)が流れてたのに思わず食いついてしまいました。この曲ほど、イントロだけで聴く人をワクワクさせて高揚感をあおる曲は、そうそうないでしょう。

『アトミック・ブロンド』の件があったので、実際に観るまで油断はできないぞと気を引き締めてはいましたが。サントラの曲目リストに載ってなかったので、余計に不安は大きかったですね。

ただ、この時点では、ちょっと面白そうなSF超大作、それくらいの認識でした。

その認識がガラリと変わったのが、YouTubeでこの冒頭3分タダ見せ動画を視聴してからです。

刻々と姿を変えてプレイヤーに牙をむくシティ・レース、疾走するAKIRAバイクにデロリアン、暴れまわるTレックスにキング・コング、なにこれ凄すぎるだろう。てんこ盛りにも程がある。

これですっかり心を掴まれてしまいましたね。絶対に劇場で観る!

というわけで、待ちに待った公開初日、さっそく劇場に突撃してきました。公開初日に劇場に足を運んだの、これが初めてかもしれません。

観劇後の感想としては、もう最高。このひと言に尽きますね。魂ぶっこ抜かれました。

予告編を見て少しでも面白そうと感じたなら、一日でも早く、一分一秒でも早く、劇場に観に行きなさい。私にできる助言はそれだけです。

マンガ、アニメ、映画、ゲーム、音楽。把握しきれないほど、とても拾いきれないほど、ありとあらゆる日米のポップ・カルチャーを詰め込んでいるにも関わらず、ごった煮になっていない。これが凄い。

普通、こんなに詰め込むと、冗長になったり散漫になったりして、焦点がぼやけて中だるみするものですが。気がついたらこの世界にのめり込み、あっという間に140分が経っておりました。

現実では苦しい生活を送っている冴えないオタクが、それから逃避するかのように夢中になったVRの世界で、仲間と共に戦ううちに心を通わせて現実の素晴らしさに気づき、大好きな世界を守るために英雄として覚醒する。

燃えますよ、これは。

ゲームがただ上手いだけではなくて、創設者を誰よりも愛し理解している者こそが強い、というのもいいですね。愛があります。

クライマックスがまた素晴らしかったですね。目頭が熱くなり、目が潤んでました。

脳内映像補完を手に入れた今、原作小説を読みたいですね。そして、原作補完を手に入れた上で、もう一度観たい。それほどこの世界観にゾッコンです。

細かいことを言えば、ツッコミどころはありますよ。超大作で敵の要塞に潜入するシーンにありがちなセキュリティの杜撰さとか、敵の作戦の間抜けさや詰めの甘さなど。その有様であなたよくそこまで登りつめられましたね、と。

それが不思議と減点対象とならずに、むしろ愛嬌になってるんですよねぇ。お約束にホッとするといいますか。

野暮なこと言ってないで、心ゆくまでこの娯楽超大作を堪能しましょうや。気にするだけ損ってものですぜ。

映画好きや小説好きにはネタバレを唾棄する人も多いと思いますが、この作品に限っては、ネタバレに楽しみを削がれることはないでしょう。むしろ、知れば知るほど世界観が深まり、そのあまりの底知れない深淵さに畏敬の念を覚えるのみ。

"Jump"もちゃんと流れたのでひと安心。エンディング曲がまた最高でしたね。

今まで観た映画で一番好きな作品は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですが、もしかしたらこの『レディ・プレイヤー 1』はそれを塗り替えるかもしれません。

原作の読破後の再観劇が、今から楽しみでしょうがないですね。 

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ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

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ゲームウォーズ(上) (SB文庫)

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レディ・プレイヤー1(ソング・アルバム)

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  • アーティスト: サントラ,ブライアン・グエン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: CD
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LIVE-GYMで聴きたいB'zナンバー、アンケート集計ランク外だったけど聴きたい曲

B'z(→B'z Official Website)のファン・クラブ会報誌be with! vol.116の誌上で、LIVE-GYMで聴きたいB'zナンバーのアンケート集計結果、上位50曲が発表されていました。

ファン・クラブに入会していて、さらにアンケートに参加される方ともなると、やっぱり熱心に聴き込んでいる方が多いのか、人気のある代表曲やライブの定番曲に混じって、昔懐かしい渋い曲がランク・インしてたりして、そのツボを押してくるかと嬉しくなってしまいますね。

個人的には、上位50曲に"星降る夜に騒ごう"が入っていたのにはたまげましたね。渋すぎる。一位に輝いたあの曲より、こっちのほうが断然驚きでしょう。よくよく考えてみれば、野外会場にはぴったりですね、この曲。

インタビュー記事を読んだところによると、ライブのセット・リストを組むときに、ある程度リクエストを汲んでいるという記述があったので、今年2018年の夏に開催される30周年記念ライブ"Pleasure"の編成に、このアンケート集計結果がある程度影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

"ZERO"が圏外だったことで、「もうやらなくていいんだ!」とかおっしゃってましたが、すいませんそれはどうかご再考をお願いします。ライブで聴いたことはありますけど、オリジナルとはだいぶ違ったアレンジだったので、今度はオリジナルに近いアレンジで聴きたいんですよ。

曲名しか書いてなかったのですが、参考までに得票数も知りたかったですね。それを知ったところでなにがどうなるわけでもないですが、どの曲がどれだけ人気や支持を集めているのか、バロメーターとなるのは間違いないですから。

B'zにはシングル曲やライブの定番人気曲以外にもいい曲がたくさんあるわけで、アンケート上位50曲圏外にもいくらでもLIVE-GYMで聴きたい曲があるのです。

ということで、今まで私が観に行ったLIVE-GYMで聴けなかった、かつ、アンケート上位50曲に入れなかった曲の中から、私が聴きたい五曲を箇条書きします。

言わずもがなとは思いますが、聴きたい曲はたった五曲のはずもなく、好きな曲を手当たり次第に挙げていったら100曲オーバー余裕なので、悩みに悩んだ末に厳選した五曲です。

"ザ・ルーズ"

1995年に発表された、最高傑作アルバムのひとつ『LOOSE』収録。

エナジーと疾走感がほとばしるめちゃくちゃかっこいいサウンドに、なにをするにもめんどくさがるダメ男の心の叫びがこだまする。そのギャップも最高。

ハワイで録ったという遅すぎる"ザ・ルーズ"のデモ音源がめっちゃ気になっている。

(→B'z ザ・ルーズ ギターコピー - YouTube)

LOOSE

LOOSE

 

"アラクレ"

2003年に発表された、個人的には『LOOSE』に並ぶ名盤、『BIG MACHINE』収録曲。

"愛のバクダン"とともに、私にB'z熱を蘇らせてくれた曲。15周年ライブの幕開けを飾った曲でもある。

エネルギッシュなサウンドと、己の枷を外して天高く舞い上がらんとする歌が最高。聴いてるこっちの魂もとろける。

(→B'z アラクレ Guitar Cover - YouTube)

BIG MACHINE

BIG MACHINE

 

"アクアブルー"

2005年発表。『THE CIRCLE』収録曲。

ポップで親しみやすいメロディと、ハード・ロック然としたザクザク刻むギター・リフが心地よい。静と動の対比が印象的な転調もドラマチック。

儚げのある美しい青色を想起させるタイトルに、大都会の人間関係の哀しい機微が鮮やかに浮かび上がる。

(→B'z アクアブルー(Guitar Cover) - YouTube)

THE CIRCLE

THE CIRCLE

 

"Seventh Heaven"

2000年発表。『ELEVEN』収録曲。

このアルバムを最後に、B'zをリアル・タイムで追いかけることから10年近く離れてしまった。今聴くとそんな風には感じないんだが、当時はヘヴィ過ぎるように感じて引いてしまった。

この曲だけは当時から好き。ヘヴィなサウンドに畳み掛けるように乗る、韻を踏んだキャッチーな歌詞が気持ちいい。

(→B'z Seventh Heaven ギターコピー - YouTube)

ELEVEN

ELEVEN

 

"僕には君がいる"

2008年発表。『ACTION』収録曲。

このアルバムには名バラードがいくつも収録されているのだが、その中でも"光芒"と並ぶツー・トップがこの曲。

シンプルなサウンドで切々と歌い上げているので、メロディと歌声の素晴らしさがまっすぐ胸に迫ってくる。ピアノ弾き語りバージョンで聴いてみたい。

(→B'z 僕には君がいる Guitar Instrumental Ver. - YouTube)

ACTION

ACTION

 

何曲か選んだ時点で薄々気づいていましたが、アルバム・ツアーのときくらいしか聴くチャンスがなかった、隠れた名曲に惹かれる傾向にあるようです。特に、心離れしていた間に発表されたアルバムに、収録されている曲ですね。

この中から、一曲でも30周年ライブで聴くことができれば、と密かに願っています。少数派の意見も汲んでいただけたら幸いですね。

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ライブを観に行くと告げると、興味がない人に限って、誰のライブに行くのか聞いてくるんだが

例えば、会社のボスなんですがね。

有給休暇を申請すると、どこかに遊びに行くのかと聞いてくるわけですよ。

申請書には、私用のためとか自己都合のためとかしか書いてないですよ、もちろん。

本来なら答える義理も義務もないわけですが、無視したところで仕事がやりにくくなるだけなので、私は渋々答えます。

「東京にライブを観に行くんですよ」

f:id:aifeel:20180401173329j:plain

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すると、ボスは次にこう聞いてきます。

「へぇ、誰のライブに行くの?」

ポーカー・フェイスに定評のある私はおくびにも出しませんが、心の中では正直、めんどくさいなとつぶやいています。私が好きな音楽に理解のある方からの質問であれば、話が早いので全然ウェルカムなんですけども。

いや、わかってますよ。あいさつ代わり程度の、一応聞いておくかという軽い質問だってことくらいは。私だって同じような質問をすることはありますし、それ自体は別にいいんですけど、返ってくる答えが大問題なわけで。

こちらの思惑としては、誰のライブに行くのかバカ正直に言ったところで、知ってるはずもないから省略したのですが。意図を汲み取ってほしかったなぁ、と。

B'zとか、氷室京介とか、同年代であれば曲は知らなくても名前は聞いたことあるはずのレベルの人を観に行くのであれば、意味ありげに伏せたりせずに、最初から告げてますよ。

昔は律儀にジャンルとバンド名を答えていたんですけど、真面目に答えたところで、「へぇ、知らないなぁ、そんなバンド」などと、私がムカつくだけで誰も得しない言葉を返されて強制終了するので、最近は「洋楽のロック・バンドですよ」などと曖昧にぼかしています。

すると、ボスは「ふぅん、ま、楽しんできて」と返すのが精一杯となり、私も少しイラッとするだけで済むという寸法です。それ以上特に興味もなくて会話も広げられないのなら、最初から聞かなければいいのに。

なにが「知らないなぁ、そんなバンド」だよ、って話ですよ。失礼な。絶句ですよ、絶句。煮えくり返る腸をひた隠しにして苦笑い。こっちこそ、そっちが知ってるなんて一ミリも思ってないっての。

「知ってるわけないから時間の無駄ですよ」と言ってやりたい。

いや、言えないですけどね。業務に支障をきたすので。

まったく、不毛な会話ほど疲れることはないですね。

もし万が一、「お、知ってる知ってる。カッコイイよね、そのバンド」などと返ってきたら、逆に腰を抜かすほど驚くでしょうがね。地面に頭をこすりつけるようにひれ伏して、ひたすら平謝りですよ。

おみそれしました。知ってるわけがないと決めつけちゃってました、すいません。

まさかこんな身近に同好の士がいたとは、灯台下暗し。目からウロコの思いで感動に打ち震えるでしょうね。

同時に、速攻でブログを消して雲隠れ。身バレ回避。保身に走りますよ、私は。ボスにブログがバレるとか、想像しただけで背筋が寒くなる。

それにしても、知らないなら知らないで、他に話題はないんですかね。「どんな音楽? ちょっと聞かせてよ。ケータイの中に入れてないの?」とか。

いや、聞かせて下手に気に入られると、身バレのリスクが跳ね上がるので、それはそれで面倒なのですが。

他にもいくらでも話題はあると思うんですけどね。ついでにどこに行くの、とか。あれ美味しかったからよかったら食べてきなよ、とか。写真を撮るならあそこもいいよ、とか。

思うに、心から好きな音楽がある人ほど、いい意味で他の人が好きな音楽に興味が無いような気がしますね。他人は他人、自分は自分で、それぞれの好みを尊重できるといいますか。

誰のライブに行くのか訪ねて、仮に知らないバンドがその答えとして返ってきたとしても、気に入らないとも限らないのでちょっと試しに聴いてみよう、とか。

まったく興味がないとあるアイドルが返答されたら、旅行や写真撮影など、他の趣味にに絡めた質問をして、音楽とはまた別の方向に話を広げていったり。

または、会場を訪ねて、行ったことがあるところだったら、便利なアクセスについての情報交換をしたりとか。好きなライブ会場談義もいいですね。

ん? あれ?

ひょっとして、最初から観に行くバンド名を伏せている自分が悪いのか、これ。それが、いかにも聞いてほしそうな空気を醸し出してしまってるんでしょうか。急にそんな気もしてきました。

最初からバンド名を告げてれば、心の中で(知らないな)と思われるだけで済むんだろうか。で、逆にビッグ・ネームの時は伏せてれば、聞かれたときに会話が広がりやすいとか。

そっちかもしれないな。今度ちょっと試してみようか。

何ヶ月後になるかわからないですけども。

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ワンオクが好きな人におすすめ! 洋楽ロックの名盤

最新アルバム『Ambitions』の世界ツアーを終え、現在日本国内で凱旋四大ドーム・ツアー中のONE OK ROCK(→ONE OK ROCK official website)。初のドーム・ツアーということもあり、連日、多くのファンが足を運んでいることでしょう。

彼らはライブも上手いですからね。会場に足を運んだ聴衆も、そのかっこよさにさぞ感激していることと思います。

私は残念ながら今回はパスです。

チケットが取れなかったというのもありますし、同時期に他にも観たいライブがあったというのもありますし、アルバム・ツアーではなくスペシャル・ツアーだったらなお良かったのに、という思いもあります。

私がワンオクを聞くようになったきっかけは、彼女との馴れ初めみたいですが、友人の紹介ですね。私が好きな洋楽に近いかっこいいバンドがいるよ、と。それで彼らのことを知りました。

ちょうど六枚目のアルバム『人生☓僕=』がリリースされた頃です。

YouTubeでMVを見てみると、たしかにカッコイイ。CDも欲しいかも。関連動画に上がってくる彼らのMVを片っ端から見ていた折、海外から衝撃的なニュースが飛び込んできました。

アメリカのロック・バンド、My Chemical Romance(→My Chemical Romance - YouTube)の解散。

は? まじで? 

しばし呆然とした私は、むしゃくしゃした思いを抱えたまま地元のCD屋さんに走り、それを発散するかのごとく、当時発売されていたワンオクのアルバム6枚すべてを大人買いしてきた次第です。

まあ、マイケミの解散がなくても、アルバムを買うのは時間の問題だったと思いますけどね。時を早めたきっかけになったのは間違いのないところです。

アルバムを聴いてみると、どのアルバムも素晴らしくて、ますますワンオクにのめり込んでいくことに。邦楽の親しみやすさ、聴きやすさに、洋楽ロック、パンクのかっこよさを上手く落とし込んでいるところがツボでした。

近年、海外ツアーにより力を入れるようになって、海外のアーティストとコラボしたり、自身のツアーのゲストに招いたり、フェスで共演したりと、いよいよ日本国内の枠に収まりきらないスケールの大きいロック・バンドになってきました。

コラボ相手の曲を聴いてみたり、ゲストのアルバムを聴いてみたり、フェスで共演したバンドの曲を聴いてみたり。ワンオクをきっかけに洋楽に興味を持つようになった人も多いんじゃないでしょうか。

ただ、興味を持ったはいいが、なにを聴けばいいのかわからない、そんな人も多いことと思います。ひと口に洋楽ロックといっても、作品は多岐にわたり膨大ですからね。

そこで、洋楽ロックを愛聴している私が、ワンオクから入りやすい洋楽ロックの名盤を紹介します。どこかしら、ワンオクを想起させるような要素を感じさせるアルバムを選んだので、ワンオクの音楽が好きであれば、気に入る確率は高いでしょう。

ここで紹介するアルバムはどれも、ブック・オフを何軒かハシゴすれば、500円以下のコーナーでわりと容易に発見できると思うので、MVを見ていいなと思ったらチェックしてみてください。

ワンオクもいいですけど、洋楽ロックもいいですよ。

The Ataris / So Long, Astoria

アメリカのメロディック・パンク・バンド。

突然変異的な超名盤。発売当時旋風を巻き起こした、青春パンク・ロックの金字塔。

切なく郷愁を誘うような空気感の、ダイナミックなサウンドが素晴らしい。

So Long Astoria

So Long Astoria

 

Midtown / Living Well Is The Best Revenge

アメリカのメロディック・パンク・バンド。

トリプル・ヴォーカルの掛け合いが超気持ちいい。フックの作り方がめちゃくちゃ上手くて、ことあるごとに耳が否応なしに惹きつけられる。

アルバム・ジャケットも最高。

Living Well Is the Best Revenge

Living Well Is the Best Revenge

 

National Product / Luna

アメリカのロック・バンド。

ハード・ロックとパンクの美味しいところを上手くブレンドした超名盤を引っさげて超新星のごとくデビューしたが、トラブルが絶えなかったのかメンバーが次々に脱退し、あっという間に消えていってしまった。

残念すぎる。

Luna

Luna

 

My Chemical Romance / Three Cheers For Sweet Revenge

アメリカのロック・バンド。ワンオクにハマる引き金となったバンド。

激情的で疾走感あふれるサウンドが痺れるほどカッコイイ。狂気と紙一重の衝動性に、突き動かされているかのよう。

Three Cheers for Sweet Revenge

Three Cheers for Sweet Revenge

 

The Cab / Symphony Soldier

アメリカのロック・バンド。

軽妙なリズムにおしゃれなサウンドがドラマチックで気持ちいい。ヴォーカルもエモい。

エモいって言葉はあまり好きじゃないので使いたくないのだが、それ以上に適切な言葉が思い浮かばないのでエモいと言うしかない。

Symphony Soldier

Symphony Soldier

 

気に入ったら、大好きな曲をYouTubeで再生すれば、関連動画に似たようなテイストの曲が並んでくると思うので、そこから深掘りしてみてください。

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家から500mしか離れていないコンビニにすらクルマで行く親友にドン引きした話

高校入学以来の、二十数年の付き合いになる親友がいるんですけども、彼は基本、自分の足を使った移動はしない主義です。

その最たる例が、自宅から500mしか離れていないコンビニにすら、クルマで行くという事実。

どこかに行くついでとかじゃないですよ。そのコンビニにしか用がなくても、クルマを出すそうです。

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便宜的に500mと書きましたけども、実際はもっと近いかもしれないです。私は、その距離でクルマをわざわざ出すほうが、めんどくさいのではないかと思いますけどね。

彼はたまに、クルマの燃費が悪いと嘆いているんですけど、ほんのちょっとした用事でもちょこちょこクルマを出しているのも、その要因のひとつになっているでしょうね。

彼の家がまた、狭い路地の入り組んだ、住宅街の真ん中にあるんですよ。死角の多い一時停止の交差点に囲まれてて、初見殺しのほんといやらしいところです。抜け道として使える道なので、交通量がそこそこ多いのがまたいやらしい。

好んで抜け道を選ぶような運転手に限って、譲り合いが下手だったり、すれ違いが下手だったり、一時停止もろくに守らなかったりするのが、余計に始末が悪いんですよね。

私が彼の家の住人だったら、可能な限りクルマの出し入れを少なく済ませられるように心がけます。何度も通って今はもう慣れましたけど、行き始めた頃は近づくのも嫌になるほどでした。

コンビニ受け取りで重い荷物を引き取るとか、両手で足りないほどどっさりと物を買い込むとかだったら、まあ百歩譲りましょう。それなら私もクルマを出します。クルマが必要な理由がありますからね。

ところが、どうも話を聞いていると、必要にかられてクルマを出しているわけではないようです。ちょっとした用事を済ますだけでも、片道500mでも歩きたくないそうです。どんだけだよ。いくら親友でも呆れるぜ。

彼の家は、浜松駅まで約一キロと抜群の好立地。かつて浜松駅すぐ近くの会社で働いていた頃、駐車場やガソリン代の補助が出ないとぼやいておりました。こんなのおかしい。なんで自腹を切らなきゃならないのか。

それを聞いた私は、開いた口が塞がらなかったですね。いや、そりゃそうでしょ。出たら逆にびっくりするわ。申し訳なくて肩身が狭くなる。どんだけ仕事で応えなければならないのかと、暗澹たる気持ちになるわ。

しかも、すぐそこなのに、クルマでごちゃごちゃした住宅街を抜けて、ごちゃごちゃした駅前にクルマで行くとか、まじで意味がわからないですよ。

私だったら、一キロぐらいだったら迷わず徒歩で通いますがね。遅刻しそうなときだけ、こっそり自転車で飛ばすかな。下手したらクルマより自転車のほうが早いでしょう。

この話をしたときは、宅飲みでお互いにちょっと酔っ払っていたので、売り言葉に買い言葉、主張は次第に熱を帯び、どんどんヒートアップしていきました。

彼には、時として、己の主張こそが正義というか、論破したいというか、言い負かしたいというか、そういった押しの強いところがあるんですよね。

私は普段はあまり反発しないのですけど、たったの500mも歩きたくないという彼の主張は受け入れがたかったので、珍しく反論しました。

この永遠に分かり合えない激論がどのように決着したのか、記憶に無いです。いきなり話題が変わってそのままうやむやになったか、この場にいた他の友人がこのままではヤバイと上手く取りなしてくれたか、どっちかのトイレのタイミングでそのまま話題が行方不明になったか。

一度激論を交わしてスッキリしたからか、今は会話の流れでこの話題がぶり返しても、笑って流せるようになりました。チクリとひと刺しくらいはしますけど。

二十数年来の親友にも、ひとつくらい、何言ってんの、と思わず眉をひそめてしまうようなことがあるものです。

そういうことにしときましょう。